家具屋も電気屋も固定資産税も要らない未来の住まいを考え始める。

アメリカは日本同様に家に木材をよく使う。現場で簡単に加工が可能な木材は使いやすい。

しかしこれからは住宅その他の建造物は工場生産となると考えられる。一人に一人のAIパートナーが居るという条件下、バーチャルで空間を使えるという発想から、あまり大きな家の必要性がなく、実は内装も要らない。電気屋で買うテレビもパソコンその他も要らない。例えば反重力装置が出来るまでは、トレーラーハウスのように移動可能でだが、キャンピングカーのように自走できるのではなく、車と分けたほうが良いと思われる。最近日本も漸くキャンピングカーが流行ってきたが、私は40年前にアメリカンホームズのキャンピングカーを動く事務所として使っていたが、昔も今も、テレビを付けたり冷暖房問題や食品冷凍、トイレ・シャワー(出来ればバスタブ)のスペースは確保が必要だが、この新しい考え方では、バーチャルであるので、映像・音響は設置の必要が無くなる。狭い室内でもバーチャルで、まるで広い庭園付きの家にいて、壁いっぱいのテレビを楽しむことがバーチャル上で出来てしまう。ただその爽やかな風や自然の匂いを感じられれば更に良いが、これは製造側のオプションであれば良い。当面の時代ではそのトレーラーハウスの電源であるバッテリーは床部分に設置される。フューエルセルの自動車を持てば、家に対する充電は十分だし、ソーラーや風力でも補充できる。窓やドアは自動車と同じでAI制御なので自動開閉でAIと直結している。問題は家の場所までは道路で持っていけるサイズだが、その場所についたら自動的に面積を拡張する方法をもう少し考える必要はある。子供が出来たら、宇宙基地のように、他のユニットを接続して拡張。長期出張なら、その家を出張先に持っていけば良い。子供が育ったらユニット毎に子供に分散すれば良い。土地はセメントで固める必要はない。土壌凝固剤と表面凝固剤で十分で、上下水問題は残るが、これは解決できるソリューションは毎年新しくなる。

またこれは、タイヤが付いているので固定物、すなわち固定資産税の対象にはならなく現行では市役所が税が取れないので嫌がるが、日本の田舎を考えた場合、固定資産税は意味がなくなると思う。むしろ土地は個人が持たずに自治体が持ち、賃貸するという型式のほうが良いと考えられる。固定した家だと、その場所、その家と固定され、その場所をだれも居なくなり、誰も買わなくなれば、上に乗っている家までも、資産性をすべて失う。しかし、家自身が移動できれば、違うストーリーとなる。私の考えは、家を買うことで、人は流動資産である「現金」の不足を生じる。では買わないで順調に預金が増えれば「ゆとり」=「消費」が生まれる。今後日本は「固定資産税」は、むしろ国民生活の「ゆとり」を無くすので他の方法を考えるべきだ。また消費税も「物を買って始めて税」となるが、それによって国民の「ゆとり」を無くす要因。また紙幣を無くす方向では、隠し預金は無くなり、その人の現金資産が透明化されるので、「所得税」という考えよりも、預金残高税にすべてを一本化し、消費を多くすれば減税対象にするようにすれば、消費も増える。すべてコンピューター上でやるので、AIで管理できて、国税庁の簡素化が出来る。今の税徴収の仕組みでは、保険ではないが、100円の税金を集めるために係る経費は10%以上であるし、納税側も無駄な計算に時間がかかり、それをお金に換算すると大きな損失となる。無駄を排除し、楽に高収入を得られる社会こそ、今後の日本国家の繁栄と国民の幸せに繋がると確信している。

「有り余る預金」=「ゆとり」=「幸せな人生」国は国民の預金を増やし、そこから税を取る。

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