今は中小企業は海外進出の甘い時では無い。3年後に迫る産業の大変革に知識・資金確保が必要。

私が連載しているAI関係の記事を読まれれば、今ちゃらちゃらと海外などと考える余裕はないと考えられる経営者は生き延びる可能性はあるが、海外に出した金は捨て金であって、跡で本当に資金が必要になった場合には、それが足を引っ張ることになる。

第4の産業革命と言わるるこの波は、今までの経験してきた波とは違う。今までは部分的な機械化や人員削減で乗り越えられたが、今度の波は違う。抜本的な改革か、変身が必要である。 例えばテレビを考えてみよう。バーチャルの世界では、箱型か平型で壁にかけるか、プロジェクターなのかどうかは別として、そのテレビ画像自身が必要なくなる。勿論PCや箱型コンピューター画面も無くなる。部屋の中の装飾である家具も無くなる。全てはすぐには無くならないが、その波がやって来る。レストランは行かなくてもそのレストランの雰囲気が、何処にでも作ることが出来る。配達になればそこで食べられる。レストランに行っても、内装がなくても、バーチャルで内装が出来る。そこで勿論食べられる。その給仕が、たとえロボットでも、見る側には美人のウエイトレスが給仕しているように見させることも出来る。こうした大きな波がやって来るのが目前であり、一気な転換では無くても、その方向性に向けて準備を始めなくてはならないのが、今であり、資金的に限界のある中小企業は見栄であったり、自己満足であったりする、海外進出で与信力を低めることは、全部を失うことになる。

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