「特定技能」日比調印で活気ついてきた日本への送出し。

フィリピン政府と日本政府の「特定技能」という新制度の正式調印を受けて、日本行きの話が一気に高まっている。

今までの技能実習制度は、技能を習得するために日本に行く。その為の制度であった。そこには日本側の管理団体を通して、企業側に派遣という形で、管理団体が派遣会社と同様に外国人を監督するという形態から、「特定技能」は企業が直接外国人を雇える形で、故に外国人の管理責任は企業が行う形である。企業が日本にあるフィリピン領事館にある。出先機関のPOLOに登録、許可を得て、フィリピン国内にあるPOEA( Philippine Overseas Employment Administration)認可の海外送り出し人材派遣会社に人選を頼み、受け入れる形になった。うちは、このフィリピン人の語学や技能研修のために、一般の研修場は何処かに教室があり、そこにフィリピン人研修者が通うという形態が一般的だが、これでは、集中して研修ができないし、ちょっと地方の子では通えないというデメリットを、全寮制で引き受けて、研修の効率化、研修生負担の軽減という形で引き受けている。研修生寮、先生の寮、そして教室を備えている。うちの第一ビルでは一昨年暮れからドイツ行き研修生を120名預かるところからスタートし、改築増築を重ね、現在は研修生260名収容、先生14名、14教室を備えている。思っていたように今回の「特定技能」等のことで、日本行きの研修者も増え、既にスタートしているのも含め5月6月には満杯状態になる。これは既に契約を終えているフィンランド向け研修生の為のスペース(9月から)を確保しているからだ。

そこで昨日からうちの第二ビルの改修工事をスタートした。こちらは現在80~100名がすぐに入居できるが、今日本の大手からも引き合いがあり、現在1500平方メートルの建物だが、敷地はあるので、あと5000平方メートル増築を行い、600名~700名の収容が可能な施設にする案が浮上している。2ヶ月半あれば建つので今検討中である。

そうすれば、第一号ビルと第二号ビルで約1000名となる。そうなると食事だが、今は1日3食で5~600食を作っているが、1日、3000食を作るとなると、ちょっと頭が痛い。😂

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