この発想力をもう一度・ジャングルの王者人間。

人間とは凄いものである。多分この彼は、ローマ帝国も知らない。まともな道具も持っていない。ただ一念でこれを作り上げた。

人間は「目的の為には努力を惜しまない。いい加減な妥協を許さない。自分の美を信じる。」するとそこには達成感が生まれる。この達成感が人として存在した証となる。そして次の達成感を求めて進化する。

昔、映画音楽で有名なモア(心の奥底に)1962年公開の映画『世界残酷物語』を見た時に、野生の世界の弱肉強食の厳しさであるジャングルの掟を痛感したが、そのジャングルで生き残った人類とはこうしたものなのであろう。しかし人類史、即ち人が人を殺す虐殺の歴史でもあり、現在でも中国、北朝鮮、中東、アフリカ諸国では、この虐殺が未だに行われているのが、人類である。ジャングルの掟の中で最も強食なのは人類なのであろう。

最近では結構あるが、それでも殺人というものが世界的に見て少ない日本で生涯育った日本人。私はその人生の半分を世界堂々第7位の殺人が多い国家フィリピンに暮らす私のような日本人。多分どっかの感性が少し違って、一般の日本人より緊張度が違っていると思う。日本でどこかに行って撃たれる、殺されるという事は想定外だが、ここフィリピンでは、想定をせざるを得ないので、住む所、行く場所、時間は必然的に気になる。

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