私欲しか無いフィリピンの街作りでは絶対に出来ない日本の都市。

フィリピンの街は昔ながらの集落の膨張によるなんの計画性も無い街が殆どだが、マルコス時代に区画整理計画がが多少行われいるが、それでも法律上では家を建てるのに歩道1mを確保し、セットバックするという事は今でも変わりがない。建物と建物の間は、今でも隣の建物の塀を利用して建てられる。即ち隣との境界線上に建てられる事に成る。日本より優れていると思える点は10階以上のビル建築では、利用フロアー面積に対して各50平方メートルに1台分のパーキングを用意することと成っているので、マニラを歩くと昔は地下を掘ってパーキングを作っていたが、最近は掘るのにお金が掛かるので、中にはビルの7階までがパーキングのビルも多く成った。今マカチィ・BGCでパーキングの月額賃貸は5千ペソ(1万円)が相場だし、所有権登記も出来るので相場が1台当たり1Mペソ(2百万円)と成っている。ちょっと賢い人は1千万円で部屋を買い。家具代100万円をつぎ込んで人に貸すより、パーキングを5台分+値引きで1台分買って6万円を貰ったほうが良いと言う人もいるし、私も貸している。その方が税金も安く、管理費も安い。これは裏技だが。。(笑)

さて、国や市が一切かかわらないビル街作りやビレッジと言う住宅街開発は全て民間が行うので、全て民間にゆだねられるのだが、広い土地を買って、そこに道路を作るとなると、急にケチになり、幾ら解っていても、実際は道路を削り、売る土地面積を増やすことになる。

最近10年で出来たBGCはフィリピン最高の街ではあるが、それでもケチがそこら中に蔓延していて、他の街と比べれば歩道は広いのだが、しかし日本の広さとは桁違いに狭い。

BGCの十字を切るメイン通リですら片側3車線で余白は全くないので、だれか止まれば、こちらも止まるしかないので、結局片側2車線のみ。だから渋滞する。支線の道路は片道2車線で一杯なので、結局1車線しか使えない。それもあって最近は全て一方通行にしたが、結局一回りしなければ行けない箇所が50%になったから、車の量もそれだけ増えることになった。それも車、バス、配達トラック、バイク、自転車が混在する中での事である。危ない危ない  運転にはお気をつけて。

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