フィリピンで私が生活上で選らんだガジェット。

水と電気は生きる上で必要だが、フィリピンで売っているものは中国産の一番品質が悪いものしか無いので、なんでもすぐ壊れる。使い勝手が悪い。だが、私が35年前に来て一番不思議に思ったことは、電球や蛍光灯が1年以内で切れる。日本に居たころは電球が切れる事は無かったと言って良いがここではすぐ切れる。私の施設には合計1000カ所以上の電球が付いているが、それが悩みの種で有った。今はLED電球が出て来たので、少し高いが全てそれに変えている。今借りているアヤラの物件は全て1年で切れるもの、既に3カ所切れて最後のシャワー室が切れたので、LEDに交換。今賃貸の1年更新時期だから、ちょうど1年で全て交換した。賃貸の更新は、家主が1割家賃UPを言ってきたが、じゃあ出ると言ったら、メンツがあるので、500ペソ(1000円)だけ上げさせてくれとの事、仕方ないのでのんでやった。前のマンションは5年間家賃を上げるなど一度も無かった。BGCで便利な38平米で家賃2.2Kペソ(45000円)だったが、今はもっと広く、事務所にも使えるので家賃は倍になったが、他に事務所代を払う事を考えれば安い。

それにこの6年間一番便利に使っている「浸透膜ろ過器」三菱製で、一般的にはフィリピンでは水は買うもので、水道水は飲料用には成らないが、これはそれをろ過して飲める。この利点は、フィリピンでは水を持って来て貰うが、その水の品質の信用性が低い、その上注文しても何時持ってくるか解らず、イライラする。それに1ガロンが一般マニラでは25ペソがBGCは50ペソと高いので、1年100回として5千ペソに成るが、浸透膜のカートリッジは2千5百ペソで1年は使えるので、100回のイライラ無しで、しかも安い。しかしそれだけでは無い。防災として、ビル倒壊のような事ならば、死ぬしかないが、そうで無く、水と電力が止まった場合、それも1週間という事を想定して考えている。その為に水道水の貯水を30L用意している。その場合の飲み水確保。うちは全部電気調理だが、鍋用の小型ガスコンロも持っているし、食料備蓄もしている。その上、車から交流電気を取れるコンバーターも備えている。そして2階に住んでいる。オンドイ台風でマニラの被害を見た場合、多くのマンションが孤立状態でエレーベーターも使えず、上階層の人の苦労話も聞いている。

日本では多分2日以内に救助隊が来るが、フィリピンでは1週間は掛かる。それも充分な備え無しで来る事は解っているので、自給しないといけない。

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