今回のコロナで在宅ワークが見直されると...
これも私が考える未来の一場面。私の未来の会社は都心の一等地のビルの上にあるというイメージは無い。例えば、シリコンバレーの人口は168万人。これだけを見ると、一見立派な大都市のように見えます。ところが、前述のように面積が東京23区よりも広いため、人口密度が503人/kmとかなり少なく、実際はアメリカの典型的な郊外であることがわかります。人口密度だけで比較した場合、日本の都道府県だと香川県より下、茨城県とほぼ同じということです。どれくらい田舎なのかはある程度想像できます。
前にも言いましたが、2100年、今建っている高層ビルは建てかえるにしてもお荷物の廃墟と成ります。在宅ワークが一般化して、自動運転とガソリンを使わない安いコストの移動手段が確立すると、都市に集中するメリットが無く成りし、企業が高い家賃を払う事を辞めて、その分を社員に分配する事も社会的な概念と成っていく社会。それが私の未来ですし、それを基本とした住宅のあり方、住まいのあり方、への進化を前提にしています。
フィリピンに立ち並ぶ高層ビル、私の目には「資産」には見えず、未来の「負債」にしか見えません。 その商用ビルの中には、90%「コールセンター」が入っています。しかし、これは3年でAIが管理し、コールセンター(BPO)は必要なく成り、ビル事務所もフィリピン人の雇用も無く成ります。使い道のない空きビル事務所をどう使うかも、これも私のフィリピン側でのビジネスチャンスだと思っています。ビジネスチャンスのキーワードは、この100年で既存の価値観が全て変わります。それをどう次の価値観に置き換えるかです。
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