フィリピン経済は死んだ。フィリピンだけでは無いが。。。

フィリピン富裕層の収入である賃貸事業。フィリピン政府はこの一か月家賃が払えない状況の場合、家賃、電気代、水道代等の支払いを「免除」ではなく「先送り」すると発表した。98%のフィリピンの民がその日暮らしで、仕事が無ければ給与は無い。例え小さなアパートでも家賃も電気代水道代は払えない。「先送り」されても支払えない。最近日本人がコールセンター等で働いているが、今コールセンターも来月18日まで閉鎖される。うちも日本行きの研修生の宿泊付き研修センターだが、うちも今週から臨時休校となる。

こうしたフィリピン人のパニック状況なので、外資導入で生きているフィリピン経済、外資の家賃や不動産購入がこれでストップする。特に中国に頼るフィリピン経済は、下手をするとフィリピン大手デベロッパーがデフォルトを起こす危険性は大きい。大手デベロッパー即ち大手銀行の終焉と成る。それが意味する事は不動産価格の大幅な下落となる。

それと世界180か国が同じだが、国家の税収の50%が政治家、官僚や官吏のポケットマネーとなる国、ポケットマネーは決して還流しないので、現場の予算はマイナス、台風や震災の様に他国からの援助も無いので、予算0では何をやっても中途半端。なので日本やアメリカのように給与保障や0金利融資などは出来ない。その上98%の病院は私立病院で、コロナは受け入れない、2%の公立は施設は貧弱、医師看護婦も居ない。

フィリピンは世界その他の180か国中70位くらいに位置するが、多くの国はこれ以上に悪い事は事実である。

イタリア・バチカンの金を使い世界派遣を果たしたスペイン。その軌跡を追った中国共産党。コロナの軌跡にもなっている。

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