武漢肺炎。フィリピンに住んで、ビジネスその他で家賃を払っている人。必見。

いやあ、隔離生活15日目、曜日の感覚無し、時間の感覚無し、1日14時間も寝ている。買ったばかりのアップルウオッチは無用の長物。15日間お財布は一回も使わず、しかし買いだめもそろそろ無く成って来たが、まだ大丈夫。BGCではお酒も買える。これお酒なかったら、ストレスで死ぬね。前置きは置いといて、家賃特赦令で、家賃がタダになるのではないが、収入が無い期間中、家賃を払わなくても良いと言うものだが、うちも幾つかの大家とこの度、メールで合意が纏まったのでそれをここに紹介します。

家の合意は、この4月・5月の家賃を払わない。現在発行済みの先付け小切手を大家は入金しない。そしてその小切手と引き換えに、6月から11月までの6か月にその金額を分散して支払うと言う事で合意した。これは大家との合意で有り、他も全てこの条件ではないが、BGCの家は法律事務所であるので、参考になると思う。

さて私は10年前まで飲食店を遣っていたが、一部売却、一部閉鎖をしてフィリピン25年の飲食業から撤退したが、私に言わせれば今フィリピンで飲食業を遣る、開ける日本人の方の勝算があると思う感覚が解らない。儲からなくても良いと言う考えの方は別だが、私の様に例え、一か月でも赤字になったら辞めると決めて遣っている人間には、考えられない。30年前は、日本食はマニラに30店舗、今は500店舗、しかしお金を持つ客は30年前も今も変わらない。レストランのウエイトレスはそのレストランではお客には成れない。マニラの給与は20年以上同じで有る。10年前マニラで日本食が350店舗になった時に私は辞めた。月々損をしていた訳でもなく、買いたいと言う人が現れ売ったが、1年半後にその人は倒産した。だから私に言わせれば、今日本人飲食業の方は辞めると決心した方が良いと思う。

私の10年前の状況でシュミレーションしてみた。当時大中小と3店舗を遣っていたが、合計の家賃は日本円にして約90万円。当時の家賃は平米500ペソ以下で有ったので、現状の平米1200ペソと比較すると、同じ家賃で2.5倍の広さを持っていた。しかし他の店が増えて売り上げが下がり、売った時の3店舗での売り上げは600万円から400万円に下がっていた。しかし400万円でも赤字には成らないように頑張ったが、売却した。売上600万円の時にはベンツを買い、ユトリで有ったが、600万円から400万円落ちる速さは1年半であった。余にも早い下落をよく考えると、店の出来過ぎで選択支が増えたお客の減少と結論付けた。それと比べ当時とは2.5倍狭く成り、食材物価が2倍に上がった今、そして日本食店でも500店舗に成った今、その上、馬鹿なモールでは内装費を豪華にしないといけない様な誘導で、内装費を1千万円以上掛けなくてはならず、私は何時でも辞められる為に償却費を3年にしていれば、1千万円÷36カ月で一か月の償却が30万円にもなってしまい、これと家賃を入れたら、赤字に成ってしまうが、それを隠すために5年・7年償却にするが、これは自分の金を守るには馬鹿で有る。

これから1年は売り上げは30%減る。毎月の赤字が何十万円になる。辞めるべきだ!

0コメント

  • 1000 / 1000