日本は農業・畜産・漁業の消費者への産直販売が生きぶいて来た。新しい消費のあり方。

武漢肺炎で注目を浴びる食料自給率。日本は50%以下だとされるが、これも考え方では自給率100%以上のアメリカ、ドイツやフランス、オーストラリア同様に出来るが、そうした国の余った食料を買ってあげるという立場で、工業製品や自動車を売る日本としては、国民に太って貰わないといけないのが日本の立場であるが、一方、アフリカ諸国、中東や今後の中国での食糧危機にどう対応するのかが、問題で有る。G7は生きられても他の国が食料不足で内戦状態ではG7の我が家の春は迎えられない。お隣韓国は製造品を売るために、食料自給率を20%台まで落としている。今後韓国製品の販売が激減した場合には、食糧難が訪れ、日本への食料買出しブームが来るかもしれない。

しかし、日本は、この武漢肺炎で農業・畜産・漁業の消費者への産直販売が生きぶいて来た。新しい消費のあり方。そしたら、スーパーも商店街も要らない。インターネットの販売方式がまた一つ増えた。仲卸、スーパー飛ばしで、新たな価格相場が生まれるか? この度のシャープのネット利用の直販マスク販売もそうだ。工場の消費者への直販。

勿論 以前から考えられてきたものだが、武漢肺炎で一層そのスピードが増加し、製造者から消費者への直販が加速する。

今まで日常生活で、これは絶対に必要だと思われていた仕組みが崩れ、今まで用無しだと思われた仕組みが浮上する。例えば郵便局は電子メールで郵便の激減で民営化されたが、こうした小型物流の増加で息をふき返そうとしている。いわば今は宅配が、店頭販売を抜く勢いと成って来た。しかしまだ販売用WEBが発展途上で有るが故に、消費者をまるでどこかのスーパーに自分がいるような雰囲気が出せないので、WEB自身に面白みが無いが、それが次の段階ではバーチャルな雰囲気が出る。そこにいるバーチャルな店員と話をしながら買い物が出来るように成れば、既存の店舗とWEBショッピングが逆転する。又 アップルその他のカメラ機能の進化に依り、3D化が進み、自分の体の3Dモデルや家の中の3D化が簡単にできるように成ると、工場でそれに合わせたオリジナル商品がその場所や体にぴったりしたものが送られてくるようになる。私は40年前に赤坂に洋服品店をオープンしたが、一切商品陳列は行わず、一人のお客様でもファッションショーを行い、見て頂いて気に行ったら、その場で採寸して、お客様の意見も入れる、オーダーメードを遣っていた。女性には服を靴を見て歩くと言う楽しみもあるが、その楽しみも含めた新たな企画が頭の中をかけめっぐる。5Gの世界。日本に帰って企画したいビジネスの一つでもある、服飾業の方々は5年前までは、縫製は絶対にロボットでは出来ないと、言い切っていたが、それは今少しずつ改められている。

また絶対に必要だと思われていた「電力会社」今九州電力をはじめ、こんな時でも、企業的には既に赤信号が出ているが、近未来には、自家発電が主流になり、電線を長く持つ電力会社は大規模電力需要者以外に要らなくなる。しかし、それすらも小型核融合発電機が出来るかもしれない。

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