これ必見!「大は小を兼ねる」?この論理は日本では遣ってはいけない。。

大は小を兼ねるとは、大きいものはそれ自体の役割の他に、小さいものの代わりとしての役目も果たすが、小さいもは大きいものの代わりにはならない。小さいものより大きいもののほうが、幅広く役に立つということ。

これは中国の『春秋繁露』に「夫已有大者、又兼小者、天下能是之、況人乎」「大人(賢者)は小人(愚者)の振る舞いもすることができる。 だから、天下で役に立つことができるのは賢者だけだ」に基づく。『春秋繁露』は1中国,漢代に著作された政治,道徳などに関する論文集。 (179-104 BCE)から来るものとされている。

まあ中国共産党のの思想である。中国共産党は「賢者」の集まり、「愚者」を自由に操れる。殺すことも出来る。に繋がるが、この論理は現在では通用しないと思っているのが、民主主義である。「愚者」主導と成る。よく言えば「愚者」が「賢者」を選ぶことが出来る仕組みが民主主義である、「小」が「大」を兼ねる。という意味に成る。

私の2100年の日本を考えた場合の論理もここにあると考えている。「小」即ち庶民の所得を上げる事、何時も言っている時給1780円で、余裕の貯金2000万円を達成する2030年目標。「小」の質を上げれば、「大」の質も向上する。

私がフィリピンで学んだことは、フィリピンは「大は小を兼ねる」を実践している国であり、故に発展は望めない。フィリピン政治は「賢者」の集まり、「愚者」を自由に操れる。殺すことも出来る。愚者の質を低めれば、自分たちは更に支配できて、何時までも「賢者」でいられる。しかし、「小」の質を下げれば、「大」の質も下がる。日本はこれをしては成らない。

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