フィリピンで絶対に上手くいかないビジネス例。

私だってフィリピンの失敗例は沢山あるし、他の日本人の方が遣って失敗する例も多く見ている。その例を幾つか挙げてみよう。私がやってきた仕事の中で、成功とは言わないが、そこそこ収益が有ったビジネスは、ビジネス対象がフィリピンの金持ち、そして外国人や外国企業を相手にしたものである。工場相手にしても、日本人介護にしても、日本人と言う外国人や外国企業を相手にビジネスをしてきた部分だけが、損をしないで、凌げて来た。

私だって、98%の銀行口座もろくに持てない庶民を相手にしたビジネスも遣って来たが、全部徒労に終わっている。ここが肝心な処で有る。

1)庶民の為の弁当。ジプニーのたまり場(通勤通学の要所)の前に店を借りて、弁当販売。しかし、売り上げが家賃に成らない。理由は、日本のように少し離れていても、美味しければ来ると言う元気が無い。庶民はジプニーを乗りついて、そこに食べに行くその10ペソ(20円が)が無い。だから何時も隣近所だけのお客でそれ以上伸びない。

2)そこで家賃をタダにできないかと、広く借りてベットスペースを始めた。ベット一人に付き2500ペソ、(5000円)前から直ぐにジプニーに乗れる場所だから、これは直ぐ入居者があった。2500ペソx6名で15000ペソで家賃は支払えた。勿論その他に改装費等は掛かったが、まずは家賃がタダになった。2500ペソ、(5000円)を払える連中だから、結構良い処に勤めていたが、家賃を払うころに成ると、田舎のお母さんから電話、OXの理由で金送れ。まあ日本だったら「すまないね、今後こういう事は無いからね」なのだが、フィリピンは命令口調で毎月言って来る。結局、家賃の支払い待って下さいの連発。フィリピン水は高い処からしか流れない。その更なる例として

3)サリサリストア。街で金網張って、中のものを取られないようにした店だが、私は公立学校の前に展開しようと始めた。サリサリストアの利益率は10%にも成らない。車を使ってピュアゴールド等に仕入れに行く、飲み物は配達してくれる。しかし10%では成り立たない。それもウータンというツケで買う人が増える、しかし返せない。しかし10%の粗利ではやって行けない。ではサリサリストアの儲けはというと、このツケに対する高金利の取立てが出来るかである。コメなども全部ツケが効くそのサリサリで買わせ、最後は鬼のような取立てが出来るかで、中国共産党と同じ。サラ金地獄で何か儲けを取る商売。江戸時代の米屋と同じで有る。それが出来る人はどうぞ。。

4)タクシーの賃貸。(ジプニー・トライシクル全て同じ原理)これ日銭商売だと思い違いをしている人が多いようだが、全くそうでは無い。毎日売り上げが上がって来る、そこから運転手やガソリン、オイル、駐車場代 保険や修理代等を引いたお金、実はそれは儲けでは無い。車の償却が残っている。例えば160万円の車を買ったとしよう。5年償却か3年償却かだが、なるべく早い方が良い、それは後で言うボーナスの為だ。3年償却で月4万5千円の償却。日で1500円の償却。1日3000円の利益があれば、1500円は銀行に取って置かねばならない。1日1500円の儲けでは足りないと思い、タクシーの5台を買うのが一般的で、1500円x5台で7500円程度の利益だが、しかし中には事故ったりする車両もあるので、1日5000円、月に12万円程度が自由に使える金額で、この中で生活する必要がある。しかし本当の利益は、中古車価格が高いフィリピンでは、3年で貯めておいたお金で、新車を買い。残った中古車を売る事で本来の利益に成る。タクシーだから傷んでいるので、本来新車価格の50%では売れるが、それが40%でも、160万円の40%64万円で売れる。これがボーナスなのだ。私の知る限りこの35年でお二人の日本人の方が500台以上のタクシーを保有していた。そうすると月に1200万円以上のお金が使える事に成るのだが、次の車両を買う1200万円の預金合わせて2400万円が目の前にあると、どうしても他のビジネスに手を出したくなる。しかしそう簡単では無い。見る見るうちに、預金まで手を付けて、車の償却も出来なくなり、古い車で走らせる事に成り、そうすればボーナスも無く成り、修理代もかさみ、最終的には破綻する。500台の車両代8億円が水の泡と成る。専業する事が必要だが、投資金額に対してリスクの高い商売である。と言う事で私は手を出さなかったが。。。

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