フィリピンが大型巡視船をODAで日本に発注・裏が見える。

三菱重工の100%子会社である三菱造船(本社:横浜市西区)が、日本のODAによって調達されるフィリピン沿岸警備隊(PCG)向け大型巡視船(94メートル級)2隻を受注した。この2隻は、2022年までにPGCに納入される予定である。

DOTrのトゥガデ長官は「PCGの近代化は急速かつ迅速に行われている。日本政府が多大な貢献をしてきている」、PCGのガルシア長官は「94メートル級巡視船獲得は、フィリピンの海上安全保障にとって画期的な成果である」とコメントした。JICAの和田所長も、「海運分野における両国間のパートナーシップは経済・貿易促進のために重要である。JICAとPCGのパートナーシップは日本とフィリピンの友好関係の証である」と述べた。

PGCに納入される94メートル級巡視船は、日本の海上保安庁が保有する「くにさき型(くにがみ型との称される)巡視船(1,700トン、96メートル)」をベースにした改良仕様となるとのことである。「くにさき型」と同様なヘリコプターの発着可能な甲板や格納庫も備えたPCGにとって最大の船舶となる。最高速度24ノット以上、航続距離4,000海里以上という高性能を誇る。フィリピンの領海内や排他的経済水域(EEZ)内でのテロなど海上犯罪防止、違法操業取り締まり、海難事故救助などに利用される予定。

ここまでは記事で有るが、日本はフィリピンがデフォルトしては、今までの借金の総額が紙切れに成っては困るので、如何にか助けなければならない。しかしODAの大型プロジェクトと成れば、JAICAの大掛かりな調査に時間が掛かる。そうで無ければ予算は付かない。多分そこで考えたのが、これなのであろう。何故二隻か?普通は1隻を買って、乗組員を育てて2隻目と成るが、2隻、金額合わせで有ろう。借金を更に大きな借金で返す。ソフトバンク方式だが、昨日も言ったように、何処かで一回整理した方が良いのでは? 貸してる側にとっても、赤字体質が改善しないフィリピンを維持していくには大変と成る。ビジョンファンドでは無いが、ファンドに金が無く成ってしまう。中国共産党の一帯一路は正しくこれの見本であり、中国には既に金は無い。

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