中国共産党に支配されないチベット自治区独立はアジア・インドの悲願。

チベットは中国の湖沼の最も多い地区で、湖沼の総面積は約2万3800平方キロに達し、世界湖沼総面積の約30%を占めている。湖沼は大小まぜて1000余りあり、そのうち面積が1000平方キロ以上のものはナムツォ、セリンツォ、ザルナムツォがあり、面積100平方キロ以上の湖が47あり、1平方キロ以上の沼が612ある。チベットを流れる河川水は、90%が国外に流れるがそのすべての水量の1%にも成らない。例えばナムツォの湖面の海抜は4718メートル、湖の東西両岸の距離は70余キロ、南北両岸の距離は30余キロ、総面積は1900余平方キロ、中国2番目の大塩水湖で、世界の海抜最高の塩水湖でもあり、湖水の最も深い所は33メートル以上に達している。ナムツォの湖水はニャンチェンタングラ山の氷河の溶けた水によって補給され、ほかに大小いくつかの渓流が湖に流れ込み、湖水は澄んで、コバルト色を呈している。

この地域を源とする代表的な河川はパキスタンのインダス川、インドのガンジス川、ミャンマーのエーヤワヂィ川、タイのチャオプラ川、タイ・ラオス・カンボジア・ベトナムのメコン川でその地域の飲料水、農業水、水上交通その他で生活に密接している。この流域で世界(中国も含め)人口の47%を養っている。

勿論中国国内の大河、長江と黄河もここを源とする。

1980年代はここで中国に依る森林伐採が行われたので、流域の洪水を引き起こしていた。

近年中国共産党は、中国側河の源にダムを建築し、この水をコントロールする事で、これらの国を威嚇する事も画策している。全ての国が自分に伏せないと気に入らない習近平。厄介な人物が世の中に現れて来たものだ。

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