世界的にGDPマイナス30%以上。もう元には戻れない。

昨日の投稿 「ウイルス後の本当の世界が見えて来た。一寸先も見えない恐怖の世界だ。」( https://www.munetomo.club/posts/9563795 )で話した通リ、既存の消費は戻らない。私自身、フィリピンビジネスでも、なんだ30年前に戻るだけさ。日本ビジネスでも50年前に戻るだけさ。と安易に考えていたが、そうでは無い。フィリピンの30年、日本の50年で既存の習慣に慣れてしまった人の今回の明日への恐怖感は、「明日があるさ」で遣って来たその時間だけ、大きな反動となり、今までの消費が元には戻らない事が解って来た。全く違うビジネスモデルに成ってしまった。

先にも言ったように、25年先まで見通しが無ければ、住宅ローンは組めない。25年先まで見通せなければ、建築は出来ない。建築が出来なければ、不動産価格は下落する。都市一極集中の概念が崩れ、まずは東京・大阪その他大都市の郊外地から過疎化が進む。

フィリピンの場合、マニラ近郊に75%の経済があるが、今その崩壊で、45%の失業者が田舎に戻りたいが、交通機関が無い為に足止めを食らっているが、しかし田舎に行っても仕事は無い。ただ都会で路上生活はしたくないとの気持ちだけだ。

日本の年金、年金基金と財政補助だけでは年金は払えない。現在の就労者から集める年金基金が無ければ払えない。しかしそれが30%減ったら、年金の支払額も減らさなければなら無く成る。息子娘の親の年金や預金に頼って来る状況も視野に入って来た。それでは消費はどうなる。今まで家もある。年金もある。子供たちも独立している。だからこ゚の年金で美味しいものを食べ買い物し、旅行もする と言う人達が極端に減ったら日本の消費経済はどうなるのか? 海外旅行者、特に中国、韓国には既に期待できない。では他国は? 観光立国という言葉は当面日本には存在しない。では地方や都心で作り過ぎた宿泊施設はどうなるのか?鉄道、バス、タクシー、ロープウエイ等の運送はどうなるのか? 生きられるのか?

明日への恐怖感が消費に与える事で、コスパがより求められる中で、価格を下げる為には原価も下げなくてはならない。このドミノ倒しが何処まで耐えられるのか? 恐怖しかない。

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