宇宙への新しい第一歩。みらいへの予感。
米宇宙企業のスペースXは米東部時間15日午後7時27分(日本時間16日午前9時27分)、野口聡一さん(55)ら4人の宇宙飛行士が搭乗する新型宇宙船「クルードラゴン」を米フロリダ州のケネディ宇宙センターからファルコン9ロケットで打ち上げ、国際宇宙ステーション(ISS)へ向かう軌道投入に成功した。
この最も重要なポイントは第一弾目のファルコン、ロケット 全長70m,重さ560tを大域圏外で切り離し、成層圏突入もロケット噴射で速度を落として、決められた地点に着陸させる事で、スペースシャトルとは全く逆な発想で、再利用でのコスト削減を目指している点で、これで、日本でも開発が進む、人間が乗るカプセル部分で、同じく大気圏への突入速度をコントロールして、地上に着陸出来る様に成れば、ロケット本体もカプセルも大気圏での損傷を防ぎ、ロケットもカプセルも再利用可能と成れば、宇宙開発に大きな貢献となる。又、月面基地での使用も可能となる。日本もH2ロケットの成功に溺れず、次への躍進が必要となる。そう言った意味では、新たな宇宙覇権の世の中になったと言える。2024年からスタートする月面基地構築への道が一つ開かれた。
しかし、その第一歩に日本人宇宙飛行士、野口さんの功績は大きい。スペースシャトル、ソユーズ、そして今回3度目の挑戦の記録は日本の歴史に残る偉人の一人となった。次は日本の有人飛行船での、4回目も期待したい。60歳定年なんてクソ喰らえだ。
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