我が社の2020年のSEC発行のGOOD STANDING証明が11月に漸く来た。

この会社を設立したのが、1995年で25年を迎えるが、うちの中心の会社である。フィリピンのSEC(証券取引所)会社設立を行う機関だが、5年前からこの、Good Standing 証明を取る事が、資本金約1000万円以上の会社に義務付けられている。日本語で言えば、優良企業証明書だが、税金や労働者問題の厚生年金その他を完全に支払っている優良会社であると言う証明で、これが無いと、銀行からの借入も出来ないし、各種の会社の証明を取る事も出来ない。困った証明書なのだが、今年はウイルスもけんもあり、普段は6月ごろにはとっているが、今年はこんなに遅くなった。もう直ぐ2021年分を申請する状況である。色々と証明書がいる役所には、遅れているので、すみません、と言う事で待って貰っている所に、メールで送っている。
以前は会社登記簿と株主総会議事録だけで、簡単に済んでいた事が、今はこの制度でめんどくさく成った。
前にも言ったが、フィリピンで会社を作るのは、時間が掛かる。日本は簡単に法人が2日で出来るが、フィリピンでは細かい所も含めれば14の役所に届出が必要となり、会社設立には最低21日、しかし、今は1ヶ月以上の時間が掛かる。今上院では、法人の過疎化や一人株主制度その他が可決しているが、それが下部組織に反映されて無いので、昔のままである。19世紀を思わせる定款。税務申告その他は、日本では考えられない。過去の法人である。
私の名前が載っている法人は現在4社あるが、私がCEOをやっている会社は3社ある。今これを0社にしたい。フィリピン側ではこれに、この中共ウイルスの影響で遅れているが、3年以内にそうする方向で考えている。一方日本側では、当面2社の設立を考えている。まあサラリーマンをやった事の無い人生では、法人はどうしても必要なものである。(笑)死ぬまでビジネスマン。

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