日本も銀行法改正促進、スウェーデン、ミャンマー、会津の先行から

現金が消えていく国スウェーデン 実は世界で初めて銀行券をつくった国だった。昔、日本で商売をしていた時に、嫌だったのは、クレジットカードの使用。手数料を取られるのと、支払いが遅く、買い物をされた日によっては、最長1ヶ月半掛かって入金される。これでは資金繰りが大変だと、お客にはなるべく現金使用を推薦し、現金なら多少の割引も行った。フィリピンでは中5日で小切手が来るが、他の銀行に入金すれば、そこから2日が、又現金化に掛かる。今は日本では半月ぐらいになった様だが、それは他のSuica等も同じで、ピッと決済した時に、自分の口座に現金が入れば、資金繰りは楽になる。給与を手形で払う訳にはいかない。クレジットカードは今度は支払う方にはメリットが大きい。その時クレジットカードで支払っても、月末まで支払い必要性はないし、延滞金を支払えば、暫く、支払わなくても済む。又0金利で分割も出来る。しかし、銀行が銀行券、デジタル通貨を出して貰えれば、誰かがその銀行券でピッと買い物をしたら、その同じ銀行に販売者の銀行口座が有れば、ピッとそこに手数料無しで、振り込まれれば、買い手も、売り手も楽になる。しかし、銀行からすると、金利が下がり、貸し付け業務だけでは、銀行の存続が難しい時代で、手数料商売を伸ばさなくてはならない時代にその手数料も無くなるとなった場合、どう生き延びられるのか。それを早期にスタートしたスエーデンでは、窓口業務が無くなって、大幅な人員削減は当然だが、支店の業務にカフェを併設したり、中にはスーパーにする銀行が現れている。あらゆるサービスの窓口になっている。まあ日本ならセブンやコンビニでのサービスと変わらない。
日本では今、金融関連のベンチャー企業ソラミツ(東京都)が、ブロックチェーン技術を使ったデジタル地域通貨「Byacco(白虎)」の運用を、共同研究先の会津大学(福島県会津若松市)で7月に始めた。利用者はスマホのアプリに入金すると、食堂や売店で現金と同様に使える。同社には他地域からも導入の問い合わせがあり、各地での展開をめざしている。ブロックチェーンはお金などの取引履歴を記録するしくみ。関係者が取引の台帳を共有して管理し、改ざんなどを防ぐ。同社の開発した技術はカンボジア国立銀行が試験的に発行するデジタル通貨「バコン」にも使われており、それを活用したブロックチェーンによるデジタル地域通貨の本格運用は、この白虎が日本初という事になった。
我が棟朝家も5代さかのぼれば、会津松平家の財務担当の家臣、白虎隊には由縁があるので、是非成功して欲しい。
しかし、ブロックチェーンと言えど日本全国をブロックチェーンにすれば良いだけで、後は全国の銀行が繋がれていれば問題は無くなる。しかし、各銀行にもお家の事情があるので難しいが、しかし、現状少し遅くさせても、結局はその方向に向かっているので、逆に言えば、早いもの勝ちの状況とも言える。
銀行券は所詮は「円」なので、円で入金すれば、円で給与も払える。そう成ると、人は大きな買い物はクレジットカードで支払い、小さなものは、この銀行券を使う用に成るのであろうか。考え方の整理が必要になった。三菱UFJも今年度中にCOINと言うデジタル通貨を始める様である。

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