全てのビジネスの方程式が3次元方程式から4次元方程式に変わる。フィリピンは2次元だから関係無い。

何処かに、店を出して商売をする、物を売る、飲食をする。物やサービスのレンタルその他をする。それが多少多店化するまでは二次元方程式で計算が出来る何故なら不確実要素となるX,Yだけで計算が出来る。それは商品単価と客数が未知数であって、後は経費、固定経費という、確定数である。それが今は商品単価と客数の未知数に加えて、今まで固定で有ると考えられていた、経費の置き方が、やり方次第では流動性を持たせてられる未知数に変わりX,Y,Zの三次元方程式が必要と考えざる得ない状況になっているのが、今の経営で有る。P/L上では売上高は商品単価と客数を掛けたものであり、この商品単価でどれだの客数を得られるのかが未知数の範囲で、居酒屋ならビール一杯100円セールで8時までに何人客を呼び込めるかと言う単純なビジネス形態で、経費となる従業員数や家賃、電気水道代は変動の余地が無いと考えざる得ない状況、だから今回のパンデミックで、客数の激減で直接被害を受ける形となる。では単純な経営者は、固定経費は動かせないと考えるし、今まではそれで良かった。経営をやりたいと言う一心で、多少家賃が高くても、ココでやると決めて、良いサービスをしようと、優秀な従業員を揃える。そして開店。今まではこの二次元方程式で、失敗する経営者、成功する経営者と評価をしていたが、経営者とはそんな単純、単細胞で良いのか。日本には400年、100年以上続く企業が世界一多い。それらの経営者は何を考えて来たのだろうか。パンデミック以上の戦争やその他の災害を乗り越えて来ている経営者達は。。。そこで、三次元方程式が必要と考えざる得なくなる。即ち経費の流動性をどう持たす事が出来るか、そこに現れて来たのが人材派遣や下請けと言う概念が生まれて来た。簡単に人材派遣や下請けは切れば良いと思っても、それでは自分も無くなってしまう。どうこれらの流動性を活かして、自分も生き延びられるのか。単純な商売から一歩進んだ形態で無いと生きられない、言わば小学生から中学生、高校生になるように、ビジネス形態は変化し始めた。ここで考えなくてはならない事は、固定経費の最大手である家賃を考えると、土地があり、ものを建てて貸す。派遣、下請けと同じく、貸してる先が潰れても、又新たな借り手が来るから良いと言う考えがいつまで出来るのか、今回の西武ホールディングスの赤字。それに伴う資産売却。今までは資産を持っていれば大丈夫と言う今までの神話の崩壊が目前に迫っている。そうした事を加味するとX,Y,Z,T,と言う4次元方程式が必要になってくる。Tとは時間で有る。例えば時間によって売れるものが違う。朝から昼に強い商売、午後から夕方まで強い商売、夕方から深夜まで強い商売、深夜食堂のように深夜から早朝まで強い商売、と24時間の使い方が違うと考えた場合、それでも店舗を24時間365日借りて家賃を払うのか?と言う疑問も起きる。これはただの一例でしか無い。高速料金の深夜30%割引は、正しく、余り人が使わなかった時間帯を発想を変える事で見事に変貌した。インターチェンジの活用法も道の駅も、その延長線上る。同じ考えに立てば、新幹線24時間運転と言う考えもある。その代わりにに料金は40%引き。駅の今までの概念も変える。ビジネスはインフラと言う大きなお荷物を背負っている。時間と言う要素で又違った見方が出来る。

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