何故スキー人口が減ったのか。社会現象と変化を考える。ゴルフ人口も減った。何故。

私の学生の頃は社会的にそんなに豊かな時では無かったが、冬になれば1ヶ月半はスキー場にいた。ロープウェイもリフトも列が出来ていた。それが今は新幹線で行けるガーラですら今は列は出来ていない。菅平などは比較的近いスキー場だが、廃墟状態。温泉も鬼怒川温泉のような廃墟が多くある。まあスキーと言うのもお道具が重い嵩張るものだが、今やレンタルスキーも多くある。少し前に見たレポートでは、スキー場の山小屋の主人が、最近は宿泊もしないで、食事もコンビニで買ってきて、残るはゴミの山だと嘆いていた。ゴルフも前は近所の練習場仲間が、毎週日曜日には1台の車で割り勘でゴルフに行っていて、車のトランクはやっぱりゴルフバック4つ収納が出来ないと、などと言っていたが、どうしたのだろうか。当時は会社の経費もふんだんに使えたと言うことか。(笑)しかし、全ての問題は、馬鹿な過剰投資、何でも豪華、便利、でも高くなった。投資の為に高くなり過ぎた。昔は遅い列車だが、列車運賃は安くても人は大勢いたし、その行くまでを楽しめた。私が行っていた黒菱小屋に20日以上滞在していたが、20日間で1万円はしなかった。雑魚寝のようで、朝になると、窓の隙間から入って来た雪が布団の上に積もっていた。食事は先輩部員による自炊。でも楽しかった。
それが今は豪華な部屋、豪華な食事。しかし面白くも無く、高すぎる。それが今は車中泊、キャンパーが急増している。だから、こうした施設が廃墟に成ったのは、日本が衰退しているのでは無い。巨大な投資を馬鹿なようにやった恐竜が滅びているだけだ。私は今持て囃されている渋谷や六本木等々ではメシは食いたく無い。フィリピンの都市部と一緒で、メシでは無く、家賃を食ってるようだ。即ち恐竜を生かす為に食っている。恐竜は滅ぶべきだ。恐竜が我々の楽しみを食い荒らしている。これもビジネスになるかも知れない。ホテルでは無く小屋を再現して、粗末でも宿泊、食事を安くすれば、きっと人は戻って来る。夢追い人は要らない。楽しみはスキーで有り、食事や施設では無い。ここにも私のアパート構想が使えそうだ。

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