フィリピンの消費は回復しない。何故か。

一般庶民97%は1世帯2万円以下の所得だから、増やすにも減らすにも、それを使って生き延びるだけ、消費増加には寄与しない。では残りの3%のうちの2%は元々の金持ちだが、親の代から土地持ちで、その土地の収益で食っている人。あとの1%は新興勢力だが、フィリピン普通の流通業では儲からない。デパートのルスタンでも何でも内情は火の車。先祖の土地でプチリッチをしていれば良かったが、欲を出して、物流、販売、食品、飲食業、賭博場へと投資した金は、このパンデミックで吹き飛ばされて、負債が増える一方だ。クレジットカード破産も増加している。即ち3%の民と外国人で伸ばして来たフィリピンの消費は、死んだと言って良い。まあ故にこれからは、モールの中も店の空きが増えて、最終的に50%のモールが廃墟になる。フィリピンの銀行の資産は90%以上国内不動産である。しかし不動産は持っていても、税金はかかる、維持費用がかかる、土地の値上がりで今までは処理できたが、今後はそうは行かない。故にフィリピン銀行は日本の様に貸出し金利を下げる事は出来ない。5%まで下がった優良貸出し金利は上がっていて、一般貸出し金利の11%も上がっている。故に私はクレジットカード使用を辞めている。今はデービットカードが有るので、お金さえ口座に有れば、クレジットカードと同じに使える。故にクレジットカード会社からはカードで100万円貸すとか、以下の様にフィリピンコストコのS&Rで12000ペソ約2万5千円カードで買い物したら500ペソ約千円割引くよとか言って来る。フィリピン中上流社会の底は抜けている。ロータリークラブその他を見てれば分かる。

0コメント

  • 1000 / 1000