ハケンの品格

ハケンの品格は、2007年1月10日から3月14日まで毎週水曜日22:00 - 22:54に、日本テレビ系の「水曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ。

今組合員のフィリピンローカル人材派遣会社の設立に係わっている。2月には本格稼働を目指しているが、10年前に放映されたこのドラマは素晴らしい概念を私に与えてくれた。元々フィリピンに於ける派遣とは、一般でそこらで働く人は、雇用関係が希薄で、保険や年金が無い状態で働く人が多分80%だと考えられる。日本人が遣る飲食店に働く従業員でも社会保険や年金が払われていないケースもある。事業体に働いていても結局は基礎年金は自分で払えというのが現状である。それに対して良い人材派遣会社で働くと、こうした年金や希薄な保険の上に家族の為の追加医療保険や年1か月と規定されたボーナスに対する積立や退職金の雇用者側による解雇の補償金の積立等が人材派遣会社で管理するので、むしろ変な雇用関係より労働者保護は出来ている。交通費は正規社員も含め無いのがフィリピンなのでこの点は日本を含めて変わらない。

しかしこの派遣の品格を見て、私の概念は大きく変わった。日本で良く言われる事は正規社員に雇わてもらえずに、仕方ないから派遣に成った。即ち正規社員は頭や能力があるが、派遣はお茶くみ程度という印象がある。印象のみならず、それが現実なのかも知れない。

だがこのドラマは、正規社員に成った瞬間にぬくぬくと甘ったれた考えや日常。かたや正規社員に成らなかったのだから即ち独立自営業者に自ら成ったと思い正社員顔負けで働くか、正規社員の下で、同じくぬくぬくと甘ったれた考えに賛同する正規社員に隠れた派遣社員を遣る事を考えるか? これはドラマの中で人材派遣会社の担当社員がハッキリと2つに区分している。しかし企業や事業者はどちらを望むのか? このドラマの主人公は大町幸子は6か国語を話し、独立自営業者なら必ず知っておかねばならない事は全て出来て、大型重機操縦免許からありとあらゆる免許を持っている。故に一般派遣の5倍の時給。決して残業はせず、3カ月以上の契約を結ばない。3カ月で結果を出す事でありとあらゆる事業体の事を把握していて、そこには広い人脈も持っている。

そうか。人材派遣とはこうしたプロを育てる場なのだ。

フィリピンの人材派遣は、これまで労働者の年金その他を守る事だと思っていたが。。。 これは楽しみが一つ増えた。3か月で事業起ち上げプロを作るのも面白い。


Atsukuni Munetomo 棟朝淳州

フィリピンに来て32年。多くの教訓を得ました。この度そうした教訓を皆様の海外生活で少しでも何かのお役に立てばと思いこうしたサイトをオープンしました。

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