フィリピン。この子貧乏なのに良い恰好してるじゃん。

Ukay-Ukay という古着屋がフィリピンには必要欠かせないものに成っている。

その古着は世界中から集まっている。私もある日本の古着屋さんと話していて、誰かにフィリピンマーケットを遣ってもらおうと考えている。

昔コンテナでフィリピンにゴミを捨てて騒がれたが、世界中のファッションというゴミがフィリピンに集結している。裏を返せば、如何に貧しいかだが、うちの社員も給与は上がってないが、これがあるから、毎日の洋服に助かっているという。キロ何十円で来るものを、一着100円で売っているので、日当1000円以下の彼女たちには助かる。

故に探し当てると、素晴らしい洋服が見つかる事もある。故にこの子貧乏なのにどうして、こんなに良い恰好してるじゃん。と言う錯覚に陥る事もある。

JAPAN SURPLUS という日本の中古品を売る店は、30年前でもあったが、今でも生き延びている。未だに日本の中古は良いという概念と価格の安さが一般市民には焼き付いている。

私が考えるもっと不景気になるという事が現実化した場合。このフィリピンで中古ビジネスは視野に入れる必要がある。食品工場などで日本市場では使えないと判断した物やスーパーその他で外観にキズがあり、売れない商品など日本には多くのそうした商品が溢れて、捨てるのに困っている。

日本人がフィリピンに会社を作った場合。6:4の小さな会社でも、輸入や卸(小売り以外)は出来る。小売店を持つのは手間暇がかかるので、その部分は現地で遣っている連中に任せて、卸売りに専念すれば良い事だと思う。こうした連中は現金商売なので、価格は叩かれるだろうが、現金商売だ。昔、フィリピンに出来た日系工場から出る、不良品を集めて、こうした連中に売っていた経験から手離れが良い。まあ一つの考え方だ。

munetomo.club 棟朝淳州

人生教わり教える。そして未来を創造する

0コメント

  • 1000 / 1000