本来今年は返納を考えていたフィリピン永住ビザ。コロナで日本片脚作戦の遅れで1年更新。35年前75,000ドルで買った永住ビザ。

ご存じだと思うが、ビザと言うものは大きく2種類ある。投資ビザと移民ビザである。結婚やその他皆様が言われるのは、移民ビザである。私の場合は投資ビザで、当時75000ドルをフィリピンに投資して永住ビザを取得した。脳梗塞後の父は5万ドル、認知症の叔母も5万ドル、合計17万5千ドルの投資だったが、日本で父の面倒、叔母の面倒で毎月70万円近く掛かっていた費用を一挙に5万円以内に収められたので、10年で8400万円の金を節約出来て、その金を当時、慶應と学習院に通っていた息子娘の費用に充てられた。私のビザには当時20歳以下の息子と娘のビザも含めていたので、後で馬鹿息子が、フィリピン大学にも行って、主席で出られたのも、娘が最初に務めを辞めて、フィリピンのBPIに勤めた2年間も、ビザでは何も苦労しなかった。
しかし、本来は今年フィリピン永住権を放棄して、フィリピン滞在時はビジネスビザに切り替える予定だったが、3年間と言う長引いたコロナの関係で、フィリピンの銀行口座を無くし、日本の銀行口座だけでフィリピン生活をしようと思っていた事も遅れ、フィリピンのフィルヘルスも解約して、日本の海外旅行保険に切り替えようと思っていたが、全て入出国制限があったので延期していたが、仕方ないもう1年更新した。
35年前、このビザ退職者ビザと言う名だが、言わば投資ビザと同じで、幾らフィリピンに入金したら永住権をあげるよと言う仕組み、当時は50歳以上で、5万ドル、35歳以上では75,000ドルを日本から入金する事が必要だった。今はデスカウントでなんと1万ドルと安くなった、即ちフィリピンの価値がそれだけ減ったのである。今は安くなったが、年間の更新料は300ドル以上となり、上限金額を減らしたが、年間で儲けようと言う考えだ。しかし、我々昔高く払った人は、年間更新料が100ドルで、それが踏襲されている。今ただ一つフィリピンでのメリットは日本では馬鹿な自動車免許の高齢者実習などめんどくさいので、免許はフィリピンで国際免許証を日本では使う。その方が安いし、楽だ。日本のメリットは日本は健康保険料や厚生年金を払うのでが高いが、フィリピンのように一回病院に行ったら100万円では無いので、その方が得である。まあこのままコロナが治れば、来年は永住権を更新しない。

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