日本レストランの研修所
今度の2020年の隠居の為の事務所は様々な用途を考えている。
その中の一つであるフィリピンの日本人経営の日本レストラン、オーナーの集まりや研究会、人材派遣会社のレストランへの派遣人材の教育。レストランオープンを目指す人の実験室、等々だが、その為には食器や調理器具を備えるキッチンが必要であるが、今その準備に入っている。まあうちには以前遣っていたレストランの食器や器具が多くあるのでここに持って来たが、場所が限られているので大変だ。その上、赤ワイングラス、白ワイングラス、シャンペングラス、ブランデーグラス、オンザロック、カクテルとあり、日本酒ではおかん、冷酒、徳利、お猪口、ぐい飲、ヒレ酒と様々があるし、お茶も様々で場所を食うので大変だが、どうにか収まりそうだ。
フィリピン料理ならプラスチィクのお皿とコップ、フォーク、スプーンで済むが、日本料理はそうは行かない。まあそれが文化であり、教養となり、こうした文化の無いフィリピンではお客の満足度が得られる。とは言ってもお金持ちのフィリピン人だけで、一般98%の人には用の無い世界だが、しかし、給事したり作るのは、その98%側で、器やサービス方法は全くの無知。その上お客の扱い方も、自分は生涯一回も経験したことの無い事ばかり、日本の手元に置く取り皿は八寸皿であるが、小皿を持って来いと言うと、醤油皿を持ってきたり様々だが、そこから徹底して教えなければならない。それを放置すれば日本の文化を楽しみに来られるお客様に失礼である。
今後 コンピューター、ロボット、AIが発展する中で人の価値とは何かと言う問にフランス人教授はこう答えている。コンピューターやその他の技術に対する追及心がある人。それと社交心がある人。社交はロボットでは出来ない。その社交の中心である「食」をクリエート出来る事は次世代の重要事項でもあると私は思う。ラーメンや丼ぶりの様に壁に向かって黙々と食べる事は人生を損する事になる。食事をしながら社交的に人脈を広げる。ロボットやコンピューターでは出来ない事に次世代があるのかも知れない。
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