日本のホームレスはインテリ

日本の失業率が2.7%と言う。しかし東京や大都市にはホームレスは多くいる。2020年のオリンピック景気もあり、2020年以降ホームレスが増大すると懸念されている。それに比べてマニラのホームレスは実質失業率はメラルコ財団発表でも36%、実際は50%近いと思えるので、仕方ない状況、しかし冬が無いだけ良いのかも知れないが、なにしろものを全く持っていないで移動する。

しかし最近の日本のホームレスはインテリ化されているように思える。中にはノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏も驚く英語の達人も居るし、大企業に居た人もいる。何が彼らをホームレスにしたか? また再就職できる能力が有りながら、あえてしないのは何故か?

価値観の急速な変化。長期に於いては植民地主義、産業革命、~コンピュータ、AI、ロボット革命と急速な変化に価値観が変化し、インテリ人が故に多きな打撃を彼らの思想、思考に及ぼしているのか?

フィリピンビジネスに於いても、価値観の急速な変化が起きているが、98%の人口は全く感知せず又知る由もなく、毎日を送っているので、あたかもビジネスに変化が起きないような錯覚に陥る事があるが、これが落とし穴で、フィリピンビジネスを考える日本人がこの落とし穴に落ちると、日本のホームレス予備軍となる。

日本は大船であるのでバブル崩壊もゆっくりだったが、小舟フィリピンは価値観の急速な変化によって短い時間で大勢が変わる事もあり得る事を前提にしないと大きなケガとなる。

人口増加で電力不足解消の地熱発電や海洋天然ガス採掘にちょっと前まで専念したが、一気にここに来て冷めている。地下鉄と同じで、98%のフィリピンマーケットは、幾らものがあっても買えない。電気があっても高くては買えない。幾ら地下鉄があっても高ければ乗れない。20年間 所得給与が上がっていないツケが今になって回って来ている。

ここで人口リッチでフィリピンは急成長すると思ったビジネスマンは確実に落とし穴に落ちる。

成長率6%以上という言葉に騙された人も落とし穴に落ちる。輸出も40%落ち込み、海外派遣労働者は石油価格下落、更に下落で先が危ぶまれ、AIの出現でコールセンターの役割は終わり、それをまだ成長すると思ってビルを建てる。そのビルを建てるお金に海外から、特に中国からの直接投資が増え、馬鹿な外国人がそれを買うお金を海外から送金する。これで6%と言っているだけで、回収時期にはどうなるのか?小舟は上がるのも早いが、下がるのも早い。

ではそうした事を加味してフィリピンでどうビジネスをするのか? こうした混乱でフィリピンがどう変わって行き、その変化が通る道沿いにどいう仕掛けを作っておくのか?

最近日本からフィイピンに進出が多いレストランやサロンビジネス、ただ出せば儲かると思う事自体、最初から落とし穴にはまっているようだ。まあ全体の5%は生き延びるだろうが、50%は即死状態。あとは日本本社におんぶにだっこ状態。というのがオチだ。

ではこの5%になるにはどうしたらよいか? それが私の仕事だ。

Atsukuni Munetomo 棟朝淳州

フィリピンに来て32年。多くの教訓を得ました。この度そうした教訓を皆様の海外生活で少しでも何かのお役に立てばと思いこうしたサイトをオープンしました。

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