ビジネスの鮮度

前にも言ったが私のフィイピン32年の中で4回も主たる収入源を変えている。サラリーマン経験が生涯無い私としては必要な変化である。しかしビジネスには鮮度が必要だが、ビジネスそのものは同じ定義の中に存在している。

歳をとり、そう言う言葉は使いたくないが、「最近の若い連中は」(30~40歳代)ビジネスが違えば違った法則があると思っている。客は誰なのか?何なのか?それが可能なのか?ビジネスの分析が必要だが、サラリーマンを遣って同じ商品を売っていた人には、その分析に柔軟性が無い。それでどうなるのかだが、既存の手法に成ってしまう。前任者と同じ事をしていれば良いサラリーマン社会だがビジネスにはそんな法則は無い。いつも業務の分析が必要で、状況変化に対応しなければならない。

例えばマニラの交通渋滞で3~4km移動で1時間かかり。戻るのに1時間。2時間のロスが1日にあるとすれば、本社機能を縮小し、小さな分社化(サテライトオフィス)を増やす事を考えなくてはならない。即ちお客はその時間的に遅れたサービスを不満と思いビジネスは縮小する。

またお客が何を求めて、何が必要なのかの分析にも甘さがある。自分が出来る範囲でお茶を濁そうとする姿勢では客は動かない。少し高い金額でも、客が何を必要としているかを的確に掴む必要があるのだが、そこら辺あ勉強不足があるにも関わらず、自分の論理を押し通そうとする。特に日本のお客とフィリピンの客が同じ価値観を持っているという前提で、ビジネスが組み立てられる。もっと現地事情を知るべきであるが、それが前提に成っているので、聞いてもそれを頭の中で無視する。これをコンフォートゾーンと言うようだが、自分がコンフォート(心地よいと思う)の中から出られない、昔の人より頭が固い「最近の若い連中」なのだろうか?

munetomo.club 棟朝淳州

人生教わり教える。そして未来を創造する

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