フィリピンでは珍しい20年前の軽天材ハウス

20年前私は自分のメインビルの周りに22軒の家を建てたが、その内4軒は軽天材を使ってみた。

勿論50階のビルから一般の1階建てまでフィリピンでは鉄筋セメントでブロック壁、俗にいうラーメン構造だが、20年前ミンダナオスチィールで売り出した軽天材、日本では内装材として広く使われるが、フィリピンでは内装にもめったに使わない。作る人に経験が無いのだが、一階屋や2階屋シリーズで作ってみた1つ2階屋(写真)。

軽天の最大のメリットは屋根を早くかけられる、工期が短いという点と、断熱材を壁に入れるので空調効果が高い事だが、勿論軽天では2階屋が限界である。しかしなぜ軽天を考えたかと言うと、いずれ来る大地震では鉄筋コンクリート、ブロックでは崩れて来た場合のケガや死亡率も高くなるが、軽天では壁が崩れず、それによって屋根も倒壊しない。即ち地震でも安全であると考えたからだ。

最もフィリピン外装材で良いものが無いので、建物としては見た目貧弱だが、効能は大きい。

今ドイツ行き生徒が増えて、ドイツ語のドイツからの先生も増えた。しかしドイツ語の先生はドイツから犬を連れてきたリ、子供が居たりでこの一軒家の要求が大きい。現在三軒を利用している。この二階屋はぼろぼろになって現地の人に貸していたが、上記の理由でドイツからの先生の安全も考えて、現地の人には他の家に移ってもらい改築していた。これで新な学生の入学式のある来週には間に合った。本体ビルも教室や寮の改装も終わり、新たな生徒50名の受け入れ体制と今まで改装したものをあわせて180名寮生9教室体制が出来た。。安堵 さあ次は第二ビルの改装に入る。

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