38.5%と12.5% この驚愕の数字とは

今私は日本側でのビジネスも考えているので、日本側の統計資料には敏感になっている。

38.5%はサブリースその他でアパートを異常に建てた結果のアパートの空室率。

12.5%は日本の飲食店の10年後の生き残り率。

この数字は驚愕の数字だが、フィリピンと比べれば、日本はまだマシな様に思える。あれだけ高齢化少子化の中での数字であり、私は32年前に少子高齢化で日本を捨てたが、思った通リデパートは潰れ、12都市銀行は3つになった。しかしまだ日本は世界のトップランキングにいる。それと比べフィリピンは32年前、マルコス政権下で息を潜めていた不動産が一気に爆発し不動産バブルで1986年から1999年までは私にとって、日本のバブル同様にフィリピン生活で最高に儲かった時代である。

その私が今は不動産は10年、飲食は7年前に辞めている。32年前のフィリピンの人口6千万人、現在1億とこれだけ人口が増えているが、結局貧乏人の子沢山。何度も言うが給与は20年間上がっていない。フィリピンには統計は無い。無いと言うより公表したくないのだが、夜にマンションの明かりを見てみると、BGCですら60%、マカチィでは70%の空き室率。日本の悪徳サブリース同様にフィリピンデベロッパーが騙して売った部屋のオーナー達はテナントが見つからず、AIRB&B等の民泊を遣っているが、費用効果は最悪。それからフィリピンに於ける飲食店の10年後の生き残り率は多分5%未満。私がが飲食をスタートした1992年当時の日本食レストラン数はマニラで20軒程度、儲かった。しかし今は500軒。だが国民の給与は上がっていない。趣味なら別だが、儲かる訳が無い。

フィリピンと比べたら、日本のほうが、厳しいが数字は上である。

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