フィリピンの仕方ない現実と憂鬱

今年に成って私の施設は研修生の寮となり、10年ぶりに賑わって来た。特にドイツ行きの研修生は高学歴で実際に看護婦としてシンガポールその他で働いた経験者なので、華やかであり、持っているPCや携帯は良いものを持っている。しかし施設は22年前、私が住人との心のふれあい等をスローガンに推し進めていたので、高い塀も作らず、鉄条網も窓の鉄格子も付けずに22年が経っていて、何か置いてあるものが無くなったり、施設や一軒家の外に設置した水道メーター等が盗まれる事はあっても、施設や家の中に侵入されてものが無くなる事は22年間全くなかった。まあその安心もあったのだが、2か月前から部屋などから2度にわたってものが無くなる事件が起きた。仕方なく塀の上に鉄条網を設置、ガードマンも2名に増やし、その他の防犯機材の設置からCCTVの増加などの処置をして来たが、一昨日4名のドイツ人教師が使う内の一軒家に、窓の鉄格子が壊されて空き巣に入られた。被害はラップトップで有ったが、これも22年の歴史で最初の出来事であわてて昨日行って来たが、一昨日の警察の知らべでうちのCCTVに先生の授業中に、その先生の家の前の不審の何者かがいて、家の裏側に侵入する所を発見。どうも10歳前後の子供の様だったので、マークして捜査に当たるとの事だった。

私は昨日の昼前後に現地に行き、今後の新たな方策とドイツ人教師にお詫びを入れて来た、するとBGCに帰ってくると連絡があり、犯人を捕まえたとの事、一昨日の犯行で稼げたので、もっと良いものが無いかと偵察に来ていた子供とその兄貴分をうちの社員と他の住人が取り押さえたとの事。あとは警察にまかせるが12歳くらいの兄貴分は金の指輪を幾つかはめている(笑)

20年間給与が上がらないフィリピン。ストリートチルドレンが成長し、ストリート強盗に、そして更に成長して、強盗窃盗団や身代金目当ての誘拐へと発展するが。。。ゴミをあさっている。ストリートチルドレンが既に窃盗団に成っているとは、先が恐ろしい。しかしこんな社会を生んだフィリピン自身に反省が無いのも困ったものである。

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