何故、日本人は夢も希望もないフィリピン不動産を買う必要があるのか?

ちょっと考えれば解る。例えば中古車。高級車は買う値段は高いが、中古価格は目を覆うぐらい安くなる。二次購買者が少ないからだ。それに引き換え軽自動車は下がらない。二次購買者が多いからだ。ご存知のように貧富格差が大きいフィリピンには二次購入者は居ない。Pag-Ipigと言う住宅購入資金公社が給与天引きを社会保険同様にして、フィリピン人に自己住宅を持てるように始められたが、彼らが買える住宅は土地一戸建てで70万円前後の物件。申請として3万円の頭金を払い、月々2000円の支払いで20年である。これが国民のクラスで有るので、何百万円、何千万円という物件を買える二次購入者はフィリピンにはいない。今までは他国同様に中国人が転がしていたが、もうそれもない。

一方日本では最近100万円で買った。150万円で買ったという土地付き一戸建てをよく見る。結構良い物件で、勿論場所やその他の難点はある。中古マンションでも300万円~から結構良い物件もある。

そして、競売が2005年には年間7万件近くあったが、現在3万件を下回っている。住宅ローン破綻者が、競売では安く、売った後の残高負債が多すぎるので、任意売却を利用した賃貸物件切り替え方式が増えている。私が日本に居た時(1986年膳)は不動産を多く買ったし建てたし売った。しかしいつも買うのは、こうした不測の事態を考え、自宅専用では無く転用できる土地や建て方を何時も考えていた。当時は銀行は良く貸してくれた。何度も繰り返しているので、明日5千万ちょっとと言っても、又ですか~と言って用意してくれた。

今だったら、不良債権でもある住宅ローン破綻者物件の再利用計画が出来たら、面白い発展が出来るかもしれない。と私なら考えて日本の物件を考えるが、それに対して高級車同様に鍵を受け取った瞬間に半値に成るフィリピン不動産。特にマニラ、セブ、ダバオのマンションを買った日本人には、何故買ったら良いと思ったのか、本当に聞きたい。

それも日本の新築マンションと価格的にも変わらず。品質は悪い物件。日本でも、マスコミがタワーマンションの悲劇等の記事がめだつ昨今。何故なんだろうか?それもフィリピンペソ下落の可能性。今フィイピンの新聞で騒がれtいるインフレ率の急速な上昇問題。私には、何故買ったのか解らない。

1コメント

  • 1000 / 1000

  • Iwao

    2018.08.25 01:57

    初めまして、何時もながらなるほどと思いながら見ています。購入マンションの売りたい人からダイレクトの話が出来たら購入して賃貸で貸したいなと考えて見ました。どの様にしたらダイレクト交渉が出来るかなと、、