小池都知事がUS-2水上飛行艇で小笠原を訪問した大きな訳

東京都島嶼部は、東京都の区域の内、島嶼の部分である。伊豆諸島及び小笠原諸島があり、約3万人が生活する地域である。小笠原は現在、悲願の空港建設を訴えている。勿論非常時の患者搬送から観光客誘致と言う目的からも、島の経済にとって大きな期待がある。東京都としても島々を負担から、利益に如何に格上げするかが、重要課題でもある。しかし空港建設は高額で、また維持費も高い。

このUS-2は、新明和工業が開発した海洋における救難に特化した飛行艇。海上自衛隊が導入している。ただ問題はUS-2は民間転用も計画されているが導入コストの高さが課題となっているほか、現行の規定で形式証明を取得すると着水時の進入速度が失速速度の130%に制限されSTOL性能を活かした荒海着水が不可能になるという問題がある

しかし、空港を作るコストは高い。このUS-2を改修し25名程度の乗客を乗せられるものに成れば、東京を中心とした島ホッピング観光開発が可能となり、同じことが沖縄諸島にも波及する。そして、同じ島国であるフィリピン、インドネシアにも販売可能となる。

今後の開発に期待したい。

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