最近社員ドミトリーの建設ラッシュ、しかし。。

最近マカチィやBGCでの社員ドミトリーの建設ラッシュ。私が15年前に考えたBerthBoxコンセプト。この計算と経験から考えると、今、社員ドミトリーを新たに建設するのは馬鹿だ。これを積極的に勧めているのはメガワールドで多くのコールセンターのビル賃貸も行っている。

しかし、フィリピンのコールセンターはここ2~3年でAIに吸収される。それにフィリピンの平均給与は過去20年間上がっていない。韓国のように最低賃金の引き上げは、フィリピンにとっては命取り。韓国もそうだと思うが😁 まあしかしコールセンターで働く人は、多い人は日本並みの給与だが、それは全体の5%で、あとは3万円程度の月給である。7年前まで私もベットスペースというサービスを遣っていたが、マカチィの市役所近く、今サーキットという競馬場跡地にマンションをアヤラが建てているが、その地域アヤラ通りでジプニーに乗るとそこが終着点の場所で始めた。1部屋に2段ベット2台で4室、16名収容。場所柄直ぐに埋まったが、一人1ヶ月2000ペソ(4000円)コールセンターに努めている人でもこれが限界。そうでなければ入れないし、1ヶ月の敷金も取れないのが現実。この2000ペソには電気水道代が入っている。トイレ2箇所、2名が同時に使えるシャワーと揃えて、1階には外にも売れるトロトロ(安い食堂)も付けて食事も食べられるようにした。

4000円で12名だとしても48000円の収入+飲食、と言ってもマカチィのこの地域でも貧しい。食べに来られる人は、向こう隣の近所の人だけ、交通費20円を払ってわざわざ食べに来るやつはいない。前には朝にはジプニーに乗る人が列をなすので、お昼の弁当を用意したが、これもそこそこ、結局コールセンターは離職率が50%を超えるので、食事付きを目玉にして募集している。

本当はこれは500名まで増やす予定の実験だったが、では何故辞めたか? 4000円が、田舎の親や兄弟が病気になると払えなくなる。「来週払いますという人の増加」その親からの電話を聞いていると可笑しい。日本なら「すまないね、。。。」となるが「送れ」と当然のように強制する親。これには驚く。

私の場合、3万円で古い家を借りて、改装しただけなので、辞めるのも問題はなかったし、500名までの計画は古いビルを平米200ペソで借りて、中にハッポースチロールをサンドイッチにしたパネルで敷居を作る事でコストを抑えてやる方法を考えていたが、今新たにビルを建てたら、コストは3~4倍、貸す値段も3~4倍、結局会社持ちとなるのだろうが、これを負担したら、その会社が保たない。馬鹿なスパイラルを作るだけだ。

Atsukuni Munetomo 棟朝淳州

フィリピンに来て32年。多くの教訓を得ました。この度そうした教訓を皆様の海外生活で少しでも何かのお役に立てばと思いこうしたサイトをオープンしました。

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