フィンランドの使節が遣って来た。また日本はババを掴まされる。

ヘルシンキで有名なフィンランドの使節がうちに遣って来た。うちでは前から言っているが今、ドイツ向けの介護人、昨年暮れから既に300名が巣立っている。これは全て正看護婦6年の看護婦学校卒業後2年以上実戦経験のある者のみを抽出していて、フィリピン国内のみならず、既にシンガポールで働く看護婦までも引っ張り返している。まあこれは日本の最低賃金の5割高いEUではの事であるが、来年からはそこにフィンランド、そしてスエーデンが加わる。

世界インデックス(写真下)では、高齢者を若者世代で支えられないワースト1は日本で、それに続くドイツ、イタリア、スウェーデン、ギリシャ、フィンランド、ポルトガル、フランス。。と先進国が並ぶが、フィンランドは人口が500万人と少なく、とても若者を年寄り介護に回せない実情。スウェーデンに先駆けて来ている。

しかし馬鹿な日本の政治屋。医師会や看護協会の顔色を伺い、3年前に国会で介護人を入れるとしておきながら、また来年に引き延ばして、何の案も出さない。出せない。本当に馬鹿。こんな馬鹿とは付き合っていられないと、私は先に此方のEU側になびいたが、日本しか頼れな業者さんにはお気の毒な話だ。

それに時間が掛かれば掛かるほど、素晴らしい介護人はEUに持って行かれ、また苦労するババだけを掴む日本。しかし介護、医療の世界では、やはり高等教育を受けて英語の解る、フィリピン人か、イギリス領であったインド、アフリカ諸国が良く、英語が解らないアジア人では、介護、医療の基本から教えなくては使えない。 優秀なフィリピン人は日毎に持っていかれる。

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