ビジネスのパイも数学のπもフィボナッチ数列も普遍的。

何故かエジプトのクフ王のピラミットの高さ幅から割り出された数値がπの3.14。。であったことから、何故古代人が円周率を理解していたかが話題になったが、まあこれは偶然であったとして、この同じように建ってられた3つのピラミットの中でクフ王のピラミットが何処か他と比べても美しい。0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89,フィボナッチ数列、1+1=2、2+3=5となる数列から生まれる図形には何か他と違う美しさがある。あらゆるビジネスにもそのビジネス特有のパイがあり、その数値の数を無理して変えようとすると、美しさを失い、滅びてしまう。これから第4の産業革命と言われる時を迎え、変化の波の中で美しいパイのビジネスが生き延びてゆく。

仕入れ30+人件費35+家賃10+その他10+償却5+利益10=売上100が一般的な日本の飲食業のパイであるが、売上が伸びて110になれば仕入れの30を増やして40にして、お客さんに喜んでもらい、また客を増やす。これが成功しているパターンだが、フィリピンの場合は仕入れ35+人件費15+家賃20+その他15+償却5+利益10=売上100と人件費が日本の10分の1に近いが日本なら4名で済む人員が15名要るので15%になる。仕入れも日本より高い、実はもっと高いが一応35%、家賃が高い、その上にモールに出せば10%が売上から引かれるから実はもっと高いが、一応20%。その他はガス・電気・水道が高い上に複雑化した役所への書類等で日本より高くなり15%。そして償却、利益となるが、だから日本のように、最初の設備投資にお金かけたら、償却も上がるので、フィリピンでお金をかけ過ぎたら、もうその時点で永久に黒字にならないし、利益は無い。その上毎回言っているように、マニラでこうレストランばかり出来ると売上予想の100に達しない。80に成ったり70に成ったりでは、利益分の保留分10を引いても、毎日の売上の20%近くが自分のポケットから消えていく。仕入れを落とせば、また客が来なくなる。もし1日5万円の売上なら、赤字20%の1万円がポケットから消えてゆく。1ヶ月で30万円、1年で360万円のお金が消えてゆく。

これからは銀行員や大手企業の生涯雇用と思っていたサラリーマンが、どんどん切られていくので、中には飽和状態になる前に早期転職をしている人もいるが、転職で今までの給与を確保できる人は少ない。私みたいに68年一回もサラリーマン経験のない人間なら、慣れてるので腰が座っているが、慣れないサラリーマンには辛かろう。

しかし今、第4の産業革命は始まっている。

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