フィリピン日本人ビジネス協同組合の現実。

フィリピン日本人ビジネス協同組合は2016年の暮にその構想を立ち上げ、14名が集まり、結成へ向けて話が進んだ。そして2017年4月に法人化したし、事務所もBGCに作った。私は最初から理事長には成りたくないと表明していたので、ある方が理事長に選任されたが、勿論、組合でもあり、法人でもあるので、当然発生している経費は誰かが負担をせざるを得ないが、それまでの経費は私が負担していたが、皆からの出資金一人頭1万ペソがあったが、当然法人設立や事務所の保証金や多少の造作費があるので、それでは足りなかった。そこで新理事長に後はよろしくお願いしますと、引き継ごうとしたら、いやそこまでの責任は負いかねるとの事で、辞退され、仕方なく私が引き継いだ経緯があったが、しかしスタートして。2017年5月にはBGCで大規模な着物ナイトを開催し、お披露目とした。

しかし、その後、理事会は新会員の獲得で、その入会金で会を運営するという消極的な方針であったので、勿論赤字が拡大、私のポケットマネーからの貸し出しは50万円に成った。そのうち会員は自然消滅が進み、翌年には事務所を基本的に組合から離して、赤字を止めて、その翌年の2019年の今がある。下の写真左は法人設立のSEC証明書、右は事務所移転(私の事務所内に変更)や定款変更その他のアメンデド(変更届け出証明書)を行って実態は休眠状態である。しかし銀行口座の動きがないとまずいので、家の給与支払いの為に一部使っている。フィリピンでは儲けられることは少ないが、しかしまだまだある。そうした事を会員に説得したのだが、まあ皆消極的だし、皆に資金がない。前から言うが私は、フィリピンで全面に出て今から商売をしたくない。だから最初から理事長は望まず、しかし経験や知識から組合は作り上げたが、私は毎月の生活には困らないし他にも収入があり、資産もあるので、2年後の日本に軸足を置く時に、フィリピンに50%日本に50%以上の再投資を行うために貯蓄を増やし資産の現金化をやっているだけでしか無い。

しかしこの組合はフィリピンで仕事をする人には大変な価値がある法人、日本で言うならNPO法人である。だれか理事長をやってくれないかな😁 これ日本人100%の法人だからね。それも株式ではないし、小売業は出来ないが、一般法人が出来ることはそのまま出来る。ただ利益を出しては成らず、余ったお金(利益)はお金を出した理事や理事長に年度末で還付される。

munetomo.club 棟朝淳州

人生教わり教える。そして未来を創造する

1コメント

  • 1000 / 1000

  • km Ya

    2019.07.29 03:45

    はじめまして とても興味があります。