フィリピン経済に暗雲要素が又々確実に成ってきた。
写真はマカチィ通リにあるAvenueモールが今月で閉鎖する。ここは旧インターナショナルスクール跡地をセンチュリープロパティが買取ホテルやマンション、例のトランプタワーを含むビルを10本とセンチュリーモールをここ10年で建てたが、その前にホテルやマンションの販売を有利にしようと最初に建てたモールでSMスーパーも入店している。しかしこの7月に閉鎖、立ち退き作業が進んでいる。理由はアヤラにこの駐車場を含むマカチィ通リのフロントサイトを売ったからだ。前にも言ったが、フィリピンの国債の値下がりで金利が4.5%までに成った事を受け、それまでは4%前後であった銀行優遇貸出金利が一気に7~8%に上がって、デベロッパーは大変な金利負担に悩まされている。言わばデフォルトに対する危険水位が上がり、センチュリープロパティはその危険数位になったと想像される。2005年にやはり一度デフオルトを起こしたDMIC homes も最近の動きも少し可怪しい。アヤラは今不動産デベロッパーのデフォルトはフィリピン不動産に打撃を与えるので、救済したものと考えられる。
ココに来て更にフィリピン経済に大きな打撃を与える要素が近づいてきています。ホワイト国を外された韓国は勿論フィリピンに対して大きな影響を持つ、即ち大きな直接投資国でもありますが、多分韓国はウオン下落と外貨持ち出し制限になり、今回の3度めのデフォルトになり、日本が過去2回のように救済しませんから、投資どころでは無くなると考えられます。これはフィリピンにとって大きな打撃です。またその上に、もう一つデフォルトを起こす大きな影響を及ぼす国家、中国共産党が控えています。これが爆発すると、フィリピン経済は根底から見直しが必要となり、一気にペソ安が進み、アメリカと日本だけではペソ安の増加は抑えることは出来ても、それでも20%~30%安になると考えられます。
なるべく早く円かドルに替えとかないと😓
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