マニラ・ビジネスの片手業(かたてわざ)

片手業(かたてわざ)とは1 片手でするわざ。2 片手間にする仕事。片手間仕事。と言われるが、マニラで、いやフィリピンでは仕事をすまいと思っている今日このごろだが、その理由は前にもよく言っている事だが、最近のマニラには儲かるものも無くなり、その上34年前のフィリピン人と比べて、私の言う今の第3世代フィリピン人は、英語で考えられない、箸にも棒にもかからない人間。これを使って仕事など危なくて出来ない。一昨日日本から帰ってくれば、アメリカ人パイロットが「すみません(フィリピンだから)」と謝る現状。ウイングの飛行機搭乗のための移動接続装置の故障で20分飛行機から降りられない始末。整備不良と事前点検が出来ないフィリピン。マンションで水漏れしても1ヶ月経つが4人も来てまだ直せない現実。まったく箸にも棒にもかからない人間が34年で出来てしまった。

ここでは既にフィリピン人を使う片手業(かたてわざ)は既に不可能である。片手技であっても全て日本人がやるしかない。しかし日本人がそれなりに生活するには、物価の高いフィリピンでは東京並みの費用がかかる。ではその日本人が出来きて利益を生む仕事とは何か?それを探してやるのが、マニラの片手業(かたてわざ)である。

私の本業は不動産賃貸である。今やっている片手技は「法律事務所のパートナー」法律事務所にとって、売上原価とは何か?紙代。故に粗利率は99%である。この99%から家賃や人件費その他を支払って、残ったものが儲けとなる。私は何故に12年前に片手業であった飲食業を辞めたのかは、食材高で粗利率70%が60%に落ちて、更に家賃が売上の10%から20%に上がり、本来なら手元に残る儲けの20%が出なくなったからだ。今でもやっている馬鹿な飲食店は、この事から金額を上げたので、客足が減り負のスパイラルに落ち込んでいる。効率の悪いフィリピンでは、粗利益率は最低70%以上でないと危険水域であるることは真実なので、70%以上の粗利益を出せる商売以外手を出すのは、片手業すなわちお小遣い稼ぎでは危険で、お小遣いを使い果たす結果となる。今この片手業を2つスタートする予定で出資し始めた。さあどうなることやら楽しみだ。

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