私が考える移動できる住まいの宅配ボックスの未来とゴミ問題。

これは私の考える未来の住まい。買っても500万円以下、即高値で転売可能(流動性)。テレワークや全ての考えられる殆どの設備が内蔵され、転職があっても住まい毎、移動が出来る。固定資産という概念では無く、住まいは不動産の上に建つという概念も無い。自家発電も可能だが、当面は電力、給水、下水に繋げるが、これも時代と共に自己完結型に成長させる。

こんなプランの中で、外部からのアクセスの多くは宅配と成る事を予想している。それもAIと自動運転+ロボット宅配が一般化する事が前提で、その設備もこの住まいに装備する。態々人が宅配物を外に取りに出るのではなく、住まいの中の一部として、受け取ることが出来る仕組みを考えている。最近のマンションには宅配ボックスが付いているマンションも増えてきたが、パーキングと同じで数が増えたら対応できない。

また、宅配物には、冷凍、冷蔵、一般(出来れば保温もあれば良いが)と分けられるが、言わば1個の冷蔵庫の内側の出し入れ口と外側からの宅配入口があると考えている。今までの冷蔵庫の既成概念を逸脱したものだが、そうしたものを、住まいに一体型で成形させる。冷たいビールは冷えたまま冷蔵庫に届けられている。肉やその他は冷凍庫、そうで無い物は一般貯蔵庫に入れられる。

この問題と同時に、そこから出てくるゴミの問題とゴミ収集の自動化も視野に入れる必要があるし、それに関連して、宅配する側の宅配物のパッケージの簡素化に依るゴミをあまり出さない方式が必要となる。行政の頭の痛い部分はゴミ収集とリサイクル化で有るが、この部分は民営化が必要だが、民営化にするには、住まいに入って来るものと大きく関連する。入って来たものが、胃の中で消化されるもの、持ち歩くもの以外はゴミとなる。

即ち、物流に於けるパッケージ問題がそこにはある。パッケージの統一化は、売りたい側が商品売りたさにパッケージを勝手に作るが、この概念から換えないと行けない。最近の原価は中身30%、パッケージ70%と言われ、無駄なパッケージがなけれな、商品価格は50%以上安く成るはずだ。その上に前にも言った、生産者、製造者から卸や店舗飛ばしで、24時間以内に配送されれば、余計な貯蔵や販売の為のパッケージが不要と成り、ゴミは70%削減できる。

こうなる社会は、パッケージを作る会社や卸、小売店店舗には頭が痛い問題だが、デパートが潰れ、スーパーが潰れ、時代は変わる。それを先読みできなかった企業は無く成るのは仕方ないことである。私だって26年周期という企業生存周期を解って自分の家業を見切って転業し、これからも転業をし続けるのだから、今や企業生存周期は10年とは続かない。そのことを前提に社会構造が変わっていく。前にも言った、5年で勤めた企業を変わるサラリーマンスタイルというのも、この原理に基づいている。IBMですらPCを作るのを辞めた。銀行員、大中地方銀行から10万人以上の人員が要らなくなる。銀行はそれを遣らなければ自らが無く成る。私の考えが普及すれば、住宅メーカー、不動産の明日は無い。しかしどんな世の中でも対応しなければならない必要人材はそこにある。

今、この住まいを作れる所を探している。私の考えでは、この住まいと置く場所の整備で2~3年で250億円程度に成るのではと考えている(笑)

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