私の考える移動できる住まいのBIRTH(係留所)は日本の何処からスタートするか。日本に住む。工場や会社を置く為の分布図。

私はその土地の持つリスクやメリットについてはかなり慎重である。私が38年前日本で老人ホームを建てる敷地を神奈川県で選定した時も、関東大震災時で一番被害が少なった場所を選んだ。フィリピンに来ても地勢図を一番先に考え、当時ではマカチィを選んだ。マカチィは岩盤の上にあり、その上海面30mに位置し高い。マニラは0m地帯が多く、洪水に悩まさられる事が多いので海岸沿いには住みたくない。活断層は今の環状5号線(C5)に沿ってマニラを北から南に抜ける。BGCも岩盤上にあるが、活断層の横にあるため、何時の地震か解らないが環状5号線(C5)とBGCの間には大きな段差、崖が出来ている。故に環状5号線より離れた場所に住むようにしている。即ちマニラでもそれだけ大きな地震があったと思われる。また私の施設のある場所は25年間一切の洪水は無い。しかし両隣のビレッジはいつも大洪水で有る。その上家から高速までの道も洪水が無いので、大雨の日でも空港送迎には問題はなかった。

しかし日本にも多くのリスクが存在する。何かをスタートするには最初からリスクヘッジが必要である。昔の日本人はリスクヘッジが上手かったのだろうか?なぜ京都を都にしたのか?一極集中にできない盆地に、小さな文化の中心を作ったが、その後の武将の考えは、城下に大きな経済圏を作る事を目標に、大阪、名古屋、東京と城下の経済圏を拡げたが、しかしその事に依っての一極集中というリスクの増大は無視して来た。17世紀日本で一番人の出入りが多かったのは、なんと新潟で有った。多分米どころという事があるのだろうが、流通の効率化からその後は江戸(東京)大阪、名古屋と成ってくるのだが、ここで今後考えられる流通革命では考えように依っては、昔の京都の考え方に戻っても良いのではないか?という論理が生まれて来る。それに一極集中では、例えば東京、大阪、名古屋を一瞬に失った場合、日本は再起不能な経済の終わりと成る。例えば南海トラフが発生した場合、大阪は梅田や新大阪駅まで津波が押し寄せる、名古屋は名古屋駅まで津波が押し寄せる。空港、港湾、鉄道、地下鉄全てが破壊され、太平洋側の静岡から宮崎までの8県にまたがり、合計50万人が死亡する被害が出る。いつ来るかは不明だが、確実に来る。東京も直下型等の大きなリスクを抱えている。全て東北沖地震で経験済の事で有るが、人口密度が違う。ウイルスの場合もそうだが人口密度に依って被害が増大するし、ダメージも大きい。このリスクを減らそうと考えると、大きな阻害要因がある。それは昔なら藩、今は都道府県と言う利益団体がその考え方の横断を阻害している。国政と言うモノは「国民の財産や命を守るもの」しかし今の都道府県はパチンコ屋の様なもので自分の利益しか考えないで、人を勝手に呼びこんで、その人の命を危ない目に合わせても、それを考えない。もっと大きな視野が今の日本にあるべきである。「国民の財産や命を守るもの」。その基本に欠けている。

南海トラフや大型地震によってはそれらの地域は壊滅するが、今日本でこの30年間地震の発生が少ないランキングから少ない20位から考え始めている。やはりそれは日本海側に集中している。私は1年前、心神の夢想という観点から福井県の若狭三方5湖の水月湖に興味を持っていた。勿論今でも持っている。菅湖と三方湖をつなぐ堀切の3つの人工水路があり、年代測定の世界標準のものさし「年縞(ねんこう)」を展示する「福井県年縞博物館」があり水月湖の湖底には、世界でも唯一7万年分もの縞模様の地層「年縞」が堆積している。即ち7万年地殻異常変化がなかった事を示している。私は勿論工場を作る人はこうした考えで工場を建設していると思うし、石川県やこの地域には、都市は無いが、多くの工場がある。原発もあるが、原発は今、ドイツでは既に解体作業が進んでいて、ドイツは2022年までに原発は廃止する。日本の潰れ往く電力会社には、日本人には知らせたくない現実だが、この福井県、島根県、山口県でも同じ様に近年には原発廃止に成るであろう。そうすれば原発事故というリスクは解消されれば、地震は少ない、津波は無い。ただ山が多いいが、最初に言った京都のような小中都市が出来ればよいと思っている。大都市を小中都市に分散する事が、まずは「国民の財産や命を守るもの」として相応しい。トヨタは富士山の裾野に未来都市を作りたいようだが、私は富士山爆発と言う懸念を持っている。火山があれば地震がある。地震ランキングワースト2位は鹿児島、1位は東京都の島部分で有る。何万年先ではあるが、小笠原諸島群は1つの半島に成ると言う説もある。私の考える移動できる住まいなら、直撃ではダメだが、時間があればフェリーに乗せて家ごと逃げることも出来る。(笑) 好んでリスクの高い処に住みたがる人は、何なんでしょうか? 調査不足なのでしょうか?フィリピンに住もうと思っている人も、しかしこうした調査は必要である(爆笑)

Atsukuni Munetomo 棟朝淳州

フィリピンに来て32年。多くの教訓を得ました。この度そうした教訓を皆様の海外生活で少しでも何かのお役に立てばと思いこうしたサイトをオープンしました。

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