日本に行ったらパンは食べない・カナダ・アメリカ小麦汚染・食パンから除草剤グリホサート検出。
なぜ食パン?フィリピンはもっと多いいかも?
食パンの原料となるのは「強力粉」だから。強力粉はグルテンが多い硬質小麦が最適。国産小麦は不適。強力粉の原料は、カナダ、アメリカの輸入品が主。この小麦は、遺伝子組換え作物の栽培現場で使用されていることが有名な除草剤ラウンドアップを「直接散布」している。小麦を枯らすこと(プレハーベスト)で小麦を乾燥させ、収穫時間を短くする栽培方法が一般的になった。よって小麦に除草剤「ラウンドアップ」の主成分「グリホサート」の残留が高くなった。
「グリホサート」って何がよくない?IARC(国際がん研究機関)が発がん性物質と認定「グリホサートは神経毒性のある化学構造をしている」黒田洋一郎(元東京都神経科学総合研究所研究者)と指摘。ごく微量のグリホサートが、脂肪肝疾患を引き起こすという。英国ロンドン大学キングスカレッジ(マイケル・アントニオ)での動物実験。アメリカやヨーロッパではグリホサートを排除する動きも出てきている。アメリカの市民団体「マムズ・アクロス・アメリカ」の調査では、母乳や子供の尿からグリホサートが検出されたと報告。フランスでは「健康リスクに関する検討を行っていない」として即刻禁止。
ほぼすべての輸入小麦からグリホサートが検出 日本は、2017年にグリホサートの残留基準値を大幅に緩和(5ppmから30ppm)した。国は残留農薬検査を行っている。輸入小麦の残留農薬検査結果も報告されている。輸入米麦の残留農薬等の分析結果 平成30年度前期(PDF : 357KB) 輸入米麦の残留農薬等の分析結果 平成29年度後期(PDF : 489KB) そのほとんどの小麦からグリホサートが検出されている。
◎アメリカ グリホサート:64/66(69/69) クロピラリド:42/66
◎カナダ グリホサート:37/37(42/42) クロピラリド:27/37
◎オーストラリア グリホサート:8/18(4/23) クロピラリド:3/9
誰がこんな小麦を輸入しているのか? 大手は日清製粉株式会社 日本製粉株式会社 昭和産業株式会社 株式会社J-オイルミルズ 非上場では共栄フード株式会社 日東富士製粉 富士パン粉工業株式会社 奥本製粉株式会社などがある 大小関わらず国内に流通している輸入小麦はグリホサートが残留している。
日清全粒粉パン用 日清フーズ 1.10ppm
強力小麦粉 日本製粉 0.37ppm
日清カメリア強力小麦粉 日清フーズ 0.09ppm
※全粒粉は皮付なのでグリホサートほか農薬の残留が高い。全粒粉は健康によいはずが。
アメリカの市民団体がスナック菓子の残留検査をしたところグリホサートが検出。加熱しても分解されないことがわかった。
pasco 麦のめぐみ 全粒粉入り食パン 0.15ppm
山崎製パン ダブルソフト全粒粉 0.18ppm
ヤマザキダブルソフト 0.10ppm
Pasco超熟 0.07ppm
フジパン アンパンマンのミニスナック 0.05ppm
パスタからも検出(パスタオーマイ1.7mm 0.07ppm 全粒粉100%で焼けるパン用粉は、1.05ppm)
問題なのは、どこの輸入業者のものがよい、どこのメーカーがよい、という問題ではなく、輸入小麦の強力粉を使用している日本中の食品が問題であるということ。
心配な人は、食べる回数を減らしたり、少しも入れたくないのなら、輸入小麦製品を食べないか、国産小麦、オーガニック小麦を使用したものを食べるだけ。簡単に解決できます。でも個人だけの問題解決。
しかし、政府は何故問題解決に動かない。輸入禁止。パンが無くても生きて行ける。
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