ドイツ・ワイヤーカード破産手続き。なぜフィリピンと関係するの?

 ドイツのオンライン決済会社 ワイヤーカードは25日、破産手続きを申請した。 大規模な会計スキャンダルで破綻に追い込まれた。 発表によると、ワイヤーカードの経営陣は債務超過を理由に、ミュンヘンの裁判所に破産手続き下の資産保護を求めた。 ... 銀行の破綻手続き開始については連邦金融監督庁( BaFin)が決定権を持つ。ドイツの決済サービス企業ワイヤーカードの前最高経営責任者(CEO)で、会社の収入を偽ったなどの疑いで逮捕されたマークス・ブラウン容疑者が保釈された。弁護士が24日、ロイターに明らかにした。独DPA通信はこれに先立ち、ミュンヘンの裁判所の報道官の話として、ブラウン容疑者が23日に500万ユーロ(566万ドル)の保釈金を支払い保釈されたと伝えていた。同社を巡っては19億ユーロ(21億ドル)の現金が行方不明になっており、真相解明が急務となっている。消えた資金はフィリピンの2銀行に流れたともされているが、銀行側はワイヤーカードとの一切の関与を否定している。こうした中、フィリピンのゲバラ司法相は24日、ワイヤーカードの最高執行責任者(COO)を解任されたヤン・マルサレク氏が3月3—5日に同国に滞在した記録があり、現在も国内にいる可能性があると指摘。さらに、捜査当局に対し中銀と連携して捜査に当たるよう指示したことを明らかにした。独経済紙ハンデルスブラットによると、ミュンヘン当局はマルサレク氏の逮捕を検討している。ドイツはフィリピンと犯罪人引き渡し条約を結んでいない。フィリピン当局は、不正会計疑惑の渦中にあるドイツのオンライン決済会社ワイヤーカードのヤン・マルサレク前最高執行責任者(COO)が再入国したかどうかについて調査している。

これが全容だが、ワイヤーカードは資産として報告していた現金19億ユーロ(約2290億円)は本当にフィリピンの銀行にあるのか?フィリピンこれが有れば、デフォルトの危機が少し先送りできるのだが。。。フィリピンにはドイツ銀行もあるが、ドイツ銀行自身の問題点でもある企業債権を買った場合にクレジット・デフォルト・スワップ(Credit default swap:CDS)企業倒産時の保険として、これを販売をする大手が、このドイツ銀行で中国企業にも多く行っているので、中国企業の破綻が大きく成った場合、ドイツ銀行は破産すると言われている。もしドイツ銀行が破たんすれば、EUの仕組みそのものが破壊されるとも言われている。なぜフィリピンだったのか? 近々その内容が明るみに出るだろう。世界経済の時限爆弾がセットされ、その爆発が近いのだろうか。。。

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