ウイグル自治区の水資源。

ウイグル問題の実態は実に難しいが、今回、中国共産党が香港に対して行った事についてからも、推測できる。早速香港では強化が強まり、裁判所の令状が無くても家宅捜索が出来る。礼状が無くても国外脱出を許さない。=即ち、香港を刑務所にしたわけだ。こんなに人が見ているのに遣ってしまう体質が中国共産党であるのだから、誰も見てないウイグル自治区ではどんなに酷い事が行われたかは想像できる。宗教弾圧、人権弾圧、なんでも遣り放題で人殺しも簡単に行う。1億7000万台の監視カメラ、地域内通信は全て監視され、国外からの情報は遮断され、地域から出ることも許さない。今一般の中国人にもパスポート発給をしていない。中国全体が刑務所なのである。まあその話は置いといて、、、

今回はウイグル地区の水資源について、先回のチベット自治区に次いで考えてみよう。

カナス湖は新疆ウイグル自治区の最北端のアルタイ山脈の南麓にあり、カザフスタン・モンゴル・ロシアとの国境に近い。湖は約20万年前の第四紀に氷河の移動により形成されたと見なされる。全体は三日月形を呈し、推定貯水量は53.8億立方メートルである。湖の平均水深は約120メートルである。湖から流れ出すカナス川は、ホム川と合流してブルチン川となる後、エルティシ川に注入する。

サリム湖は中国の新疆ウイグル自治区、カザフスタンとの国境近く、ボロホロ山脈、西部の高地にある。イリ地方の北端部、ジュンガル盆地の西端部の南側に位置する。南北約25km、東西約30km、流出河川は無い。元々は魚はいなかったが1998年以降、高白鮭(コレゴヌス・ペレッド)の養殖が行われている。観光開発も行われている。周囲は草原で放牧適地。

カラクリ湖、新疆ウイグル自治区クズルス・キルギス自治州にある湖である。南正面の眼前にムスタグ・アタ山(7,546m)、東に遠くコングール山(7,649m)の両雪山が見える。中国・パキスタン公路の途中にあり、海抜は3,600メートルで、古くからシルクロードの要衝として栄えたオアシス都市、敦煌。その立地ゆえ、さまざまな王朝に支配され、何度も興亡の歴史を経験し、いつの時代もシルクロード文化の中心都市として繁栄した。標高3600m、パミール高原の山上にあるカラクリ湖。標高7719mのゴングール峠の展望も楽しめる湖は、大自然に包まれて、湖畔には遊牧民族の移動式住居パオ(包)もあって、ウイグル族の暮らしもそこにある。カラクリ湖はカシュガルから日帰りで行ける湖、新疆ウイグル自治区の中でも西の果てに位置するカシュガル。古くからシルクロードの交易地の要衝として栄えていたこの町にはイスラム色あふれ、中央広場にある自治区で最大のモスク(イスラム教寺院)エイティガール寺院。ミナレット(尖塔)が聳え、アザ-ンが響き。モスクの裏手には職人街、イスラムの帽子に、靴、楽器や木工製品の店など、工房は見ていて楽しいものです。

中国共産党はこの文明を破壊しようとしている。22世紀には中国共産党中心の歴史があり、他の歴史を消そうとしている。それは毛沢東の行った現実が今の中国共産党であり、習近平の野望なのである。阻止しなくてはならない。

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