日本の造船業は世界初の北極海航路専用コンテナ船を作るべき。

先にも言っているように北極海の氷は解け始め、そのスピードが速まっているので、近々北極海航路が始まると予想されている。

日本の造船業は世界初の船を多く作っているが、その後に韓国・中国に真似されて市場を取られている。最も日本が必要な数さえあれば良いと言う考えで、他の国に売ろうと言う気が無いのかもしれない。

北極海航路専用船は当然、砕氷船の機能も必要だが、もう一つの問題の極低気圧は、両極地方・極前線帯で発生した低気圧のことである。気温が非常に低い寒気団の中で発生し、爆弾低気圧「真冬の台風」、または「真冬の小悪魔」と呼ばれる荒れた気候で、前線を全く持たず、雪雲自体が纏った小さな渦を巻いていることが特徴的で 寒冷な極気団で温帯低気圧などのほかの低気圧に比べて規模はかなり小さいものの、時として大雪・風雪・大雨・風雨で雷をもたらすことも少なくない。また、極低気圧(ポーラーロウ)と似たものにポーラーサイクロンがある、こちらは低気圧の直径が1,000kmを超える大規模なもので、一年中発生する。

こうした船を作る上での問題はあるが、しかしメリットとして現在ヨーロッパにスエズ運河経由で運ぶには2万キロの航海で最短で40日が必要となるが、それが1万3000キロで航海日数が25日で済むし、ヨーロッパに近いロシアのムルマンスク港までなら1万キロ20日で行ける。良い面だけで言えば、今まで2隻の船が必要だったが、それが1隻でも可能となる。これは燃料代や船員代を含め大きなメリットとなる。ただ南回りの場合はその間に多くの国が存在し、その国々で荷受け荷下しが出来るので、そこでの利益もある。

しかしロシア、ヨーロッパ直行便としては有用で有るし、アメリカ東海岸、例えばニューヨークへの直行便も、パナマ運河の遠回りより早く成る。

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