私は地道に働く人以外は信用する事は難しい。

私も随分「山っ気」が有ったが、今考えると「山っ気」山師のような、金もうけの冒険や投機などを好む気質は、 野心のあると意味合いでは納得できるが、野心の内容が、人を押しのけ、金もうけの冒険や投機などを好む気質は危険で有ると考える。一見穏やかな性格でも賭博に興味を持つ人も危険で有る。今日は良くても明日が問題となる。

私も学生時代に家庭教師で5万円を貯めて、それを当時無かったダイレクトメール・ビジネスからスタートした。勿論、それまでの父のお蔭でもあるが、自分でお金を貯めて、次のビジネスへと移って行った。勿論、ビジネスは昔は26年周期、今は5年周期で変化するので同じ事を変わらず行っていては生きては行けない。故に新しいものを求め、古いものを捨てて行くしかない。捨てる事が出来ない人と言うのも、味があって素晴らしいのだが、捨てないものが重荷に成って、沈んで行く人も多い。

例えば、フィリピンに拘る人、彼女がいたり、奥さんが居たりで、フィリピンに興味を持ち、新たな事が出来ないかと挑戦する。私の場合、フィリピンに来てから、日本にフィリピンパブがある事を知って、友人に笑われたが、当時は赤坂の料亭、料亭のクラブ、接待用に作った自分のクラブ、そして銀座のクラブだったので、赤坂に韓国クラブが増えて来たなという感覚はあったが、フィリピンクラブには目が行かなかった。(笑)

フィリピンに来て多くの人がフィリピン女性を日本に送り出している事が解ったが、その中に私の学校の後輩もいて、その人が上野に多分日本最初のフィリピン料理店サンパギータを開いたようだが、言わば同伴用の店だった。私も接待用に赤坂TBS前に「The赤坂」というクラブを持っていたが、私自身は運営(女の子の面談やその他)には一切関わっていなかったので(その道のプロに任せていた)同業とは言えないが、しかしまだ若かったし興味深く見ていたが、案の定、日本はエンターテイメントのビザの廃止となり、その仕事が無く成った。今でもフィリピンパブは有るが、昔と違い偽装結婚やその他の違法行為の上に遣っているビジネスで、行ってる人は気を付けないと足をさらわれる。

しかし、女性を扱うビジネスは太古からある、歴史あるビジネスだが、地道な仕事か?と言ったら、男と女の結論は一緒だが、遣り方の変化はめまぐるしい。地道と言えるのは、芸子の世界となのか。長い教育期間と厳粛な仕切たりで女性を守り、開花させる。

しかし、フィリピンの夜の世界も昔とは違う。昔はカラオケが無かったからピアノバーで有ったが、教養や優雅さが有った。特にピナツボ火山爆発の後は、昔はフィリピンで一番教養が高かったパンパンガの子女が仕方なくマニラの夜の世界に入って来た。当時はその教養や優雅さがにじみ出ていたので、私の知る限り良い処の奥様に納まって行った。

では今は、フィリピンに拘る人は何を求めるのか、私には解らない。スペインの血が現地人の血に成り、美人は減ったし、教育レベルが急速に下がった事で、物事の理解力が無い。即ち自分では稼げないが、その理由も理解できない。しかし、貧乏人の子沢山。一人でも食べて行くのが大変な時代なのに、大家族がぶら下がって来る。クラブメンタリチィー。そんなリスクを負ってでもフィリピンに拘る人。。。。地道な人なのかな~と偶に思う。地道とは努力で有るが、努力しても効果が無い処を選ぶ人は地道なのかな~

1コメント

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  • 正之

    2020.08.16 22:33

    私も日本に戻って約1年半、東京、三重県で仕事してみて、ダイビングなどが好きでフィリピンに渡って仕事している人は良い環境かなと思いますが、業界によっては日本にいたほうがいいのかな、と考えてしまいます。