だから6月のロックダウン解除はダメだと言っていたのに。日本人の甘い予想と期待感。

今まで私はこの武漢肺炎の記事を何度か出していたが、一回も浮かれた記事は出していなかった。私はフィリピン社会を知っている。アメリカやブラジルと一緒。日本のキャンプ感覚で皆が集まる。ご存知の様にフィリピン貧困層の家には家の敷居は無い。あっちの子、こっちの子が家をまたいで動き回り、親も同じようにおしゃべりの為に動き回る。だから幾らロックダウンしていても、近所の関係は変わらない。だれか一人が感染すれば、バランガイをロックダウン、しかしこの近所での行き来は変わらない。日本とは違う。私の幼少の頃は、裸電球の暗い街路灯、舗装されてない道路、街路灯の下には木製のゴミ箱、。。。東京もそうであったが、今は無い。しかしフィリピンは今でもそうであるし、そのレベルが違う。

だから7月末での投稿では、8月に10万人、(既に成った)9月には20万人、下手すればブラジルになる。フィリピン感染者順位はこの7月の段階では世界34位、今は世界23位と成っている。もはやフィリピンに於ける飲食、接待、ホテル、観光の明日は既に無い。

フィリピン・プライマー誌、素晴らしい雑誌だ。創刊者は私の友人で良く話したが、その後彼が売った今のオーナーとは会ったこともない。合う必要も無いのだろうが、しかし現在出されている最新のプライマーにはガッカリした。フィリピンに於ける飲食、接待、ホテル、観光でこの雑誌は生きているのだが、そこの「NEW NORMAL」に成ると表紙でうたうとは。中は見ていないが、多分そこには 飲食、接待、ホテル、観光が戻ると言う期待感から書いてあるのだろうが、この感染データから何故「NEW NORMAL」と書けるのかわからない。記事を書く、即ちその業態の今までの問題点、今の問題点、今後の問題点を考えて業界をリードすべき雑誌では無いのか?結局記事を書いている人が、記事を書いてお金をくれる人だけを考えて、その人は今はお金を払えるが、明日はどうなのか?全く考えていない。 何が業界の問題点なのか考えずに行って来たようだ。私がこの表題を作るとしたら、「Think about how we can survive」どうやって生き延びられるか考えよう」だね。如何にクライアントと共感できることが、生き延びた先に、この雑誌への共感度が増える。まあ他人事だから良いが。。

すみません。勝手に変な事言って。。

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