隔離5か月・マニラ男の手料理・1万円で贅沢だと思う自分が可笑しい。

今回はBGC/マカチィにある和牛屋という和牛専門店で、1万円分の和牛を買った。ローカルの平均月給与が20年変わらずの2万円のフィリピンで1万円をたった1食の為に使うのは心が引けるが、しかし中共ウイルス前は、物価の高いBGCやマカチィで自炊してるとはいえ、週に何回かは外食し、一回外食に出れば1万円は簡単に使っていた。ドクターXを見ていてステーキ屋のシーンとBGCのスーパーのレジで前の客がシングルモルト1本1万5千円を6本まとめ買いしていたのに誘発され、まあ1万円かと思い買った。しかし何か贅沢をした感がぬぐえない。そこで気づいた事は、自分の変化である。昔日本で1日10万円位は使っていた自分がフィリピンに来てその贅沢が1万円で楽しめると実感し、これは10年間ここ居たら幾ら得するかと思い住みだしたが、35年でマニラは現在の東京より高い、逆転現象が起きている。アジア全体がそうなっているが、ではなぜ自分は1万円が贅沢だと思ったかだが、はっきり解った。今まではこれを今1万円使っても、明日はまた1万円が入って来る。またそれ以上に入って来ると思い簡単に1万円が使えた。しかし今は、私はラッキーと思うが、従業員30名その他の経費が膨大に掛かるが、中共ウイルス後もその収入は有るが、全体としては6割減なので、私の個人的なお金は会社からは取れない。即ち3月から無収入であるし、多分12月までで大丈夫とも言えない。明日の金の見通しが無い事が自分に思わせた事、そしてそれが社会に及ぼす事が如何に大きいか実感した。この事は明日もっと詳しく分析するが、それで1万円が贅沢だと感じた自分が可笑しい。

今日は料理の話なので、この話は又明日。しかしこのステーキ旨かった。それと

インド料理といったらナン!と思いがちだが、実はナンは家庭ではなくレストランで食べるもの。家庭での主食はこちらの「ロティ (roti)」 か、この「パラタ (paratha)」 が一般的で「ロティ (roti)」はピサと同じく一重構造、「パラタ (paratha)」は二重構造で中に具が入るが、今回はオニオン・「パラタ (paratha)」それとカレーとピリ辛鶏肉をアレンジしてみた。その他はパンプキン・スープやセロリのスープ、定番のエビのペペロンチーニにサーヂィーン、ソバとかぼちゃ・大根・鶏の煮込み、カルボナーラ風のショートパスタ・ペンネ(Penne)でエビとシイタケを絡めたものにガーリックソーセージ、大根おろし大盛の塩鮭。手抜き料理だ。

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