フィリピン行政のアホ具合には呆れる。いまに始まった事では無いが。。。

9月6日のブログでも述べた (https://www.munetomo.club/posts/10020372)フィリピン版ETC,高速道路の自動支払いシステムだが、9月に10月1日より、高速道路の現金使用を禁止、即ち全ての車がETC以外では高速道路使用禁止を発表した。そもそもそれが馬鹿野郎で、高速道路利用車の90%が現金利用で、私も現金利用だったが、それはその前の同じ様な仕組みが不完全で、高いお金を出して買った器具が無駄に成った経験があるし、支払い方法が全く不便で支払いの為にかなりの時間が掛かった事もあり、皆んながこうした仕組みに不信感を持っていた。私もそうだ。フィリピンの高速道路と言っても、マニラの北と南に走る2本しか無く、フィリピンには高速道路これ以外無いのだが、しかし、マニラ近郊にフィリピン経済の70%が集中しているので、これはマニラ人のにしか無い苦悩とも言える。前にも、この高速道路料金を近代化と称して、一気に17倍の金額にしたので、この金額では通勤出来る人が家を買えない為に、沿線道路の不動産価格が半値になり、マニラに持ち込まれる野菜その他の食材も3倍になり、輸送経費が高くなり工場も出て行きと最悪な経済を創り上げたが、
この利権に目をつけた業者や役人が、もっともっとと高速道路網を作り、お金を手にしたいと必死である。故にたったこんなに短い高速道路でも南側の利権と北側の利権が分かれて、このフィリピン版ETCも2つに分かれている。これぞフィリピン政府の、自分の利益優先で消費者優先の考え方が、全く無い証拠であるが、それにも増して、庶民を愚弄する、急な政策変更による、庶民の苦痛を倍増させている。
以前のブログでは急速な政策転換なら、少なくともこのシステムを買える場所が、100万台の車が来る事を予想して、何百人体制で実行するのが、我々には当たり前だが、私が買った場所は、小さなホッタテ小屋が1つ、勿論炎天下で2時間半待ちで漸く買えた。他の場所も同じであったので、仕方ないが、私は時間があるから良いが、忙しくしている人には、受け入れない状況。結局10月以降を11月に、12月の昨日の状態は、私は朝6時半に家を出て、まだ空いていると思ったら、写真の様に凄い渋滞となった。これは環状5号線でマニラの大動脈だが、ホッタテ小屋に2人しか居ない販売所に、この時間で3km以上の順番待ちでの道路占拠によるす様しい光景。本当にアホだ。100万台と言う数字から割り算も出来ない。フィリピン人の90%は割り算が出来ないが、それにしても酷すぎる。高速道路に入っても、この制度の本局がある次のインターまでも、ジュジュ繋ぎで高速道路の一車線を塞いでいる。アホな行政で国民が大迷惑だ。
しかし、話はそこでは終わらない。例え、この仕組みを手にしても、未だに使用明細が見られない。残高がわからない、入金時に40円の手数料が取られる。日本でSuicaに課金したら、手数料を取られる様な物。その上に、課金が銀行口座から出来ない。まあ銀行口座を持つ人は人口の5%にも満たないのだから、仕方ないが、スマホ上で一回、デジタル通貨を買い、それで支払うと言う馬鹿げたもの。でも最近の庶民は、今迄のスマホを辞めて、ガラゲーに戻るほど、生活は頻拍している。どうするのかねこのフィリピン行政。。。

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