マニラ三越オープンとフィリピン華僑の闇。30年前はMitsubishi は家電販売店だった。

マニラには伊勢丹、Isetannスペル違いの日本の伊勢丹とは関係ないデパートがある。35年前日本の大型デパート進出を危惧した複数の華僑は日本のデパートの名前の商標権を取得して、日本のデパート進出を妨害していた。そして当時はMitsubishi や SOGO などの家電販売店が多くあった。何しろフィリピンの法律では、小売業は例え1%でも外国人が株を所有する事は出来ず、ダイソーと言う名の店は有るが、実際はロビンソンスーパーが運営するし、ユニクロもSMが運営している。今回の三越もフィリピン人の運営会社が存在するだろう。この敷地はメトロバンクの敷地であると思われる。メトロバンクのジョージタン(故人)はトヨタの奥田社長(当時)との仲から、トヨタファイナンスやオリックスとの提携も多く、影では、メトロバンクをトヨタバンクと呼ぶ人もいる。窓口業務はトロイが、不動産過剰投資の無いこの銀行に私も預金を持っている。こうしたバックグラウンドに野村も乗り、三越をベースに不動産事業に乗り出したのだろう。日本の技術でフィリピン最初の免震構造のマンションビルは興味深い。気になるのは三越の商標権を取り戻した経緯である。SOGOはセブンイレブンに拾われたが、一度は破産した会社。SOGO商標権 所有者か売ったのか知らないが、馬鹿にしてか、今はマニラ最大のラブホテルチェーンのソゴウになっている。 何度の言ってるが、デパートビジネスモデルは既にオールドモデル。更に言えば、フィリピンモールビジネスモデルも崩壊寸前のモデルである。高島屋は上海では大損こいてるし、どうなる事か(笑)

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