ソフトバンク・グループの推移は中国共産党の推移。
私が言っている「武漢肺炎後の教訓から発展するもの、衰退するもの」https://www.munetomo.club/posts/8068579 の中で、売上げを伸ばせば業界トップと言う、ビジネスモデルと称して、原価のパーセンテージを歪めてきたのが今まででの経営。そしてそれが、現在の成功への既成概念化と成っていたが、しかしこの武漢肺炎後の教訓で、その歪みが弾ける時が来たようだ。固有の黄金パイに戻さ無ければ、その業種が生き残れない事を悟らせて貰ったといえる。即ち、端的に言えば「本業」を基本に戻す時、売上げだけを求めて、借入金だけを増大させる歪みの経済は、売上マジックが消えた後には破たんする。
中国は何をやったのか?売上げだけを求めて、借入金だけを増大させる歪みの経済であり、それは今回のソフトバンクグループを見れば金額の格差は有れど同じ原理で有る。2兆2千億の利益から、一気に1兆9千憶円の赤字転落。約4兆円の損失。しかし損失はまだまだ続く。有利子借入金は15兆円。利益を出していれば、15兆円の利息は払えるが、利益が無ければ、手持ちのものを売らなければ払えない。23兆円あると言われた有価証券上の資産も株価下落、赤字垂れ流し企業の評価割れ、などで今や15兆円の価値があるのか?今全部売っても15兆円が返せるのか? 赤字垂れ流し、果たして営業経費垂れ流しの企業が売れるのか? これは孫社長が、マネーゲームで稼げたので、本業に真剣に向かって努力を怠った結果で有り、赤字垂れ流しの企業を放置して、マネー、マネー、でまだ稼げると思ったこと自体が、経営者として恥ずかしい。経営者は医者と一緒で、まずは出血を止めることが使命である。その使命を怠った医者と同じだ。金を集める場所にはせっせと出向き、営業経費垂れ流しの企業には、社員を送る。しかしこういう社長の下には本来の社員が育たない。これでは本末転倒である。
しかしこのストーリーは中国共産党の習国家主席その他共産党員と変わらないのではないだろうか。中国の債務は3,000兆円を超えると言われる、いや実際は地方の隠蔽負債を含めれば5,000兆円かも知れない。その殆どが国営ゾンビ企業への出資で世界に広がったが、本当に利益が出ている企業があるのか? トップは政権内の派閥争いに殆どの神経を使い、会社の経営は人任せで、報告を受けても、経営に対する、本業に対する愛情も知識も無い。
中国のGDPは+6%では無く、-6%で有る。
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